傀儡が続投宣言
朝日新聞《高市首相、27年4月の消費減税を表明「2年後責任もって元に戻す」》[掲載日 2026年7月30日] から下に引用する.
《高市早苗首相は30日、食料品の消費税率を2027年4月から2年間、8%から1%に引き下げる方針を正式に表明した。さらに1%分を所得に連動して給付することで「実質ゼロ」とする。政府は、来週にも消費減税の方針を閣議決定し、今秋にも開かれる臨時国会に関連法案を提出する意向だ。実現すれば、1989年の消費税導入後、初めての税率引き下げとなる。
【自民党内から反発も】小渕氏は税調辞任、河野氏「反対」
首相は30日に首相官邸で記者団の取材に応じ、食料品を対象に消費減税を行う必要性について説明した。首相は「物価高や税、社会保険料の負担に苦しんできた中所得、低所得の方の負担軽減が最重要課題」としたうえで、「最も望ましい方法を考え抜いた末、最善と考えられるものを選択した」と語った。
2年後に消費税率を戻すかどうかについては、「私が責任を持ち、確実に税率を戻す」と明言した。経済状況によっては減税を続ける「景気条項」は関連法案に盛り込まない方針を明らかにした。(以下略)》(引用文中の文字の着色強調は当ブログの筆者が行った)
高市自民党総裁の任期は2027年9月であるから,《私が責任を持ち、確実に税率を戻す》は9月の総裁選で勝利し,食料品消費税率1%期間が終了する2029年3月時点で高市総裁が首相であることを意味する.
その点を記者団に問われた高市首相は,責任を持つとは首相の座にあることを意味しないと釈明したが,じゃあどうやって税率復帰に責任を持つんだという明言は避けた.
しかし首相でないのに税率を戻すことに責任を持てるはずがないので,《私が責任を持ち、確実に税率を戻す》は事実上,高市首相は現任期終了後も続投するとの宣言である.
しかしそううまく行くか.
キングメーカーの麻生副総裁は日本維新が嫌いだという.
日本維新との連立に固執する高市首相は,皇室典範改正 (*) が済んだ今では麻生氏にとっては御用済みだ.
現在の自民党党内の力関係では,高市首相は任期終了後に使い捨てになる可能性が高い.
これから高市首相と麻生派との暗闘が始まるだろうが,そもそも麻生氏の傀儡となることを承知の上で権力の座に就いた高市首相に勝ち目はない.傀儡でもいいから生き残りたいなら,日本維新との連立を解消するしかない.
(*) 時事通信《「麻生氏は藤原道長か」 旧宮家養子案巡り中道・野田氏》

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