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2026年7月28日 (火)

「日清の辛どん兵衛 豚だしうどん」の食べ残した廃液を処分する手順

 スーパーで食料品を色々と買っていたら新商品「日清の辛どん兵衛 豚だしうどん」を特売していたので,どれどれと一つレジかごに入れた.
 私は,災害時の備えにカップ麺を備蓄しているが,新商品の場合は備蓄に適しているかわからないから,買ってきたらすぐ食べるべきだ.
 
 帰宅して昼飯に試食.
 まずシールを半分はがして開封すると,中に調味料が二袋入っている.
 どちらも後入れだと書いてある.
 麺に熱湯を注いで五分経過したら,シールを全部はがして取り去り,粉末調味料を投入した.
 見た感じ,これはトウガラシの粉である.
 次に液体調味料を入れた.これは黒い油である.
 原材料表示を下に引用する.
 
油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、植物性たん白、こんぶエキス、大豆食物繊維、糖類)、スープ(植物油脂、しょうゆ、糖類、食塩、ポークエキス、唐辛子調味料、魚粉、でん粉、しょうが調味料、ガーリック調味料)、かやく(味付油揚げ、ねぎ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、増粘多糖類、カラメル色素、炭酸Ca、酒精、リン酸塩(Na)、カロチノイド色素、香料、微粒二酸化ケイ素、酸味料、pH調整剤、酸化防止剤(ビタミンE)、香辛料抽出物、乳化剤、ビタミンB2、ビタミンB1、チャ抽出物、(一部に小麦・乳成分・さば・大豆・豚肉・ゼラチンを含む)》(引用文中の文字の着色強調は当ブログの筆者が行った)
 
 トウガラシ粉末のように見えるものは《糖類、食塩、ポークエキス、唐辛子調味料、魚粉、でん粉、しょうが調味料、ガーリック調味料》だろうと思われる.
 液体調味料 (黒い油) は,植物油脂にその他の添加物を加えたものだと推定されるが,原材料表示に《香辛料抽出物》とあるのはおそらくカプサイシン (トウガラシ抽出物) の製剤だろう.
 二種の調味料を投入してかき混ぜると,熱湯の表面にかなり赤い油が浮くが,これがカプサイシンを含む植物油だ.
 この外観は「日清の辛どん兵衛 豚だしうどん」がそんじょそこらにある激辛食品ではないことを示している.
 さて麺を一口すすろうとしたら,私は激しく咳き込んだ.
 グリコの「ビーフカレーLEE 辛さ×30倍」が,私がこれまで食べた加工食品中で最も辛いものだったが,「日清の辛どん兵衛 豚だしうどん」はそれを遥かに上回る.
「ビーフカレーLEE 辛さ×30倍」は舌に感じる辛さだが,「日清の辛どん兵衛 豚だしうどん」は揮発したカプサイシンが気管支にダメージを与えると思われた.
 麺をすすると激しく咳がでるので,麺をすすらぬように息を止めて麺を少しずつ注意深く口に入れて食べた.
 
 食べ終わると,カップの中に,不気味な色のスープが残った.
 このスープを飲んだら,舌の味蕾も胃粘膜も十二指腸内壁も破壊されるに違いない.体を大事にするなら飲まずに捨てざるを得ない.
 ではこれをどうやって捨てようか.
 そのまま台所の流しに捨てようものなら,油が排水管の中をベッタリと汚染するから,洗浄が大変だ.
 とすれば,廃棄せずになんとかして消費するしかない.
 そこでまず,ジャガイモ三個を適当にカットして鍋に入れ,冷蔵庫にあった残りものの長ネギの青い部分も二本分入れた.
 長ネギの葉の部分は繊維が固いが,出汁を取るのによいので冷蔵庫にいつも捨てずにとってあるのだ.
 で,とてもじゃないが飲めずに残ってしまった「日清の辛どん兵衛 豚だしうどん」のスープを鍋に投入し,さらに水をジャガイモがひたひたになるように加えて,鍋を火にかけた.
 ここで味見をしてみたら,希釈した「日清の辛どん兵衛 豚だしうどん」のスープは,ただもう辛いだけで,旨味が感じられなかった.
 そこで鍋に,粉末かつお出汁を入れて味を調えた.
 ジャガイモは煮汁の油分を吸着除去するために使用するのだが,ここに粉末かつお出汁を入れれば,煮あがったジャガイモは食べられるものになる.
 しかしクタクタになった長ネギはまずいので生ごみとして捨てる.(これは残り物の野菜でスープを作るときの常法である)
 ジャガイモが柔らかくなったら,皿に取り出す.このジャガイモのピリ辛煮はご飯のおかずになる.
 さて,鍋に残った煮汁はすっかり油が除去されていて,これならそのまま捨ててもキッチンの排水管を汚さない.
 だが,これを捨ててしまうのはもったいない.
 そこで思いついて,もち麦百グラムを冷めた激辛の煮汁に投入し,水を少し足して,もち麦の粥を炊いてみた.
 炊きあがった粥は,気管支を刺激しない程度にカプサイシンが減っていて,普通のピリ辛の味加減になっていて,おいしかった.
 以上,「日清の辛どん兵衛 豚だしうどん」を,普通の激辛食品だろうと甘く見て買ってしまった人の参考になるかと思って,キッチンの排水管を汚染せぬための廃液処理方法を記した.
 
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