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2026年7月16日 (木)

丸亀製麺に一考を求む

 グルメwatch《丸亀製麺、イカやあさりがたっぷり!「山盛り海鮮旨塩うどん」登場。昆布とホタテだしの「冷たーい旨塩うどん」3品発売》[掲載日 2026年7月15日] から下に引用する.
 
丸亀製麺は、夏季限定の「冷たーい旨塩うどん」シリーズより「旨塩うどん」「ねばとろう旨塩うどん」「山盛り海鮮旨塩うどん」を7月21日に発売する。
「冷たーい旨塩うどん」シリーズは、暑い夏に食べたくなる冷たいおいしさに特化したうどんで、2025年に登場。出汁の素材には昆布とホタテを使用し、今回は黄金比率を追求し口当たりをよりまろやかにして、進化させた。
 ラインアップは、昆布とホタテの旨みがシンプルに味わえる「冷たーい旨塩うどん」(並590円、大780円、得970円)、オクラととろろを合わせ、ネバトロ食感でつるりと食べられる「冷たーいねばとろう旨塩うどん」(並690円、大880円、得1070円)、スルメイカの唐揚げとイカの磯辺揚げやあさりなどをたっぷりのせた「冷たーい山盛り海鮮旨塩うどん」(並890円、大1080円、得1270円)の3種となっている。》(引用文中の文字の着色強調は当ブログの筆者が行った)
 
 丸亀製麺は入口付近にある注文口で,食べたいものを客みずから口頭で注文するシステムである.
 その注文システムで私ら高齢者が困惑しているのは,料理の名称である.
 丸亀製麺の品名はいささか長いのではないか.
 私のような老人は,歳をとるとともに長い言葉を暗唱するのが不如意になってくる.
 自分が食べたいのは《山盛り海鮮旨塩うどん》なのか「山盛り旨塩海鮮うどん」なのかそれとも「海鮮旨塩山盛りうどん」なのかが,いざ注文口で自分の番になるとわからなくなるのである.
 それに,若い娘さんならまだしも数えで喜寿の爺ぃが「冷めたーい」とはなにごとであるか.
 昔人間は気恥ずかしくて長音が言えぬのだ.
 そりゃ若い頃には私も「おいしくなーれおいしくなーれ」などと秋葉原で言ったことはあるが,喜寿の自意識がもはや「冷たーい」を許さぬのである.
 旨塩うどんシリーズは夏季限定品で「熱い汁の旨塩うどん」はないのであるから,《冷たーい山盛り海鮮旨塩うどん》ではなく単に《山盛り海鮮旨塩うどん》にしてくれぬか.
 さらに言えば,うどんであることは自明なのであるから《冷たーい山盛り海鮮旨塩うどん》は冗長にすぎる.
 簡明に《山盛り海鮮旨塩》であるべきだ.
 この品名を無駄に長くする《冷たーい》問題は重要である.
 仮に私が注文口で「冷たい山盛り海鮮旨塩うどん」と言ったとして,店員に「冷たいではなくて冷たーいです」と訂正されたらどうしよう.
 そのときの恥ずかしさを想像すると,つい「ざるうどん」を注文してしまうのだ.
 おなじことが「鬼おろし豚しゃぶぶっかけうどん」などにもいえる.
 気軽に入れる飲食店が続々とQRコードオーダーを採用して高齢者を排除している現在,口頭接客してくれる丸亀製麺は貴重な存在である.
 甘えるわけではないが,高齢者に配慮してくれるのなら「鬼おろし豚しゃぶぶっかけうどん」ではなく「鬼豚しゃぶ」でいいではないか.
 丸亀製麺の商品名考案担当者にお願いだ.
 メニューには,例えば「鬼おろし豚しゃぶぶっかけうどん (鬼豚しゃぶ)」などと,短くした簡略名を併記して欲しい.
 それにしても「まるっとワクワクうどんBOX」が「まるっとワクワクうどんBOX萌え萌えキュン」でなくてよかった.
 
[追記]
 私が掛かりつけにしている歯科クリニックでは,スタッフ全員が若い女性だ.
 で,彼女たちは「イスを起こしまーす」「口をゆすいでくださーい」「今日はここまででーす」とかわいらしく言う.
 そのためつい私も「はーい」と言ってしまうのが悲しい.
 
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