ドコモのRCS /工事中
高齢者の生活は保守的である.
特に後期高齢者は.
なぜかというと,もうすぐ死ぬからである.
いわゆる終活は「いかに便利であっても新しいモノやコトを生活から排除すること」である.
「新しいモノやコト」は安定していないから,メンテが必要になるからだ.
若いときはそのメンテが楽しくて新奇なものに飛びついたのであるが,もうそんなことはやめて,たとえ不便であっても古いモノに囲まれて懐かしい記憶を反芻しながら渋茶をすすっていたいのである.
今日の陽が落ちてうす暗くなったころ,玄関チャイムが鳴った.
今頃なんだろうと応答したら,若い女性の声で「今日この付近の光ケーブルの工事をやった会社です」という.
玄関にでていただけませんかと言うので,ドアを開けた.
これが男だったらドアを開けずに応対するが,若い女性だったから,仮に詐欺業者だとしても暴力的なことはしないだろうと思ったからである.(すごい美人だったので追い返さなくてよかったヾ(--;)オイ)
で,彼女の話と言うのは,工事が済んで私の家の一帯がニューロ光のサービス地域になり「ニューロ光20Gbps」に対応したので,乗り換えませんか,というのであった.
私のうちの光ケーブル回線は,十年前にドコモから「au光」に乗り換え,さらに今年になって「J:COM光10G」に変更した.
このサービスはウェブの速度測定サイトで測ってみると下りで600~700bps出ている.
これだけ出ていれば動画視聴でもストレスは全くない.
従ってまた乗り換える必要を全く感じていないのだが,件の彼女は「ルーターが20G対応の機種に新しくなりますので,もしソニーがお嫌いでなければ最新機種に替えてはいかがですか」と言った.
私の世代男たちは,ソニーのシンパが多かった.
私よりも年上の,もうこの世から引退した世代はソニーシンパどころかソニー信者が多かった.
それは無理もないことで,ソニーは,敗戦後に作ったバラック工場から「世界のソニー」に飛躍して日本の技術を世界に知らしめた功労者である.
だがそれはウォークマンの開発くらいまでのことだった.
まずビデオでつまづいた.
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