世界最悪のカネの亡者
読売新聞《停戦崩壊すればトランプ氏「イランの石油の半分奪取」…破壊したインフラ復興、米国が主導と主張》[掲載日 2026年6月10日] から下に引用する.
《【ワシントン=阿部真司】米国のトランプ大統領は8日、ABCニュースのインタビューで、イランとの停戦が崩壊して米軍が本格的な攻撃を再開した場合、石油利権の半分を米国が奪取する考えを示した。戦闘で破壊したイランのインフラ復興費用に充てるとしている。
トランプ氏は「最終的には国のインフラ全体を破壊しなければならない。良いことではない」と述べ、攻撃再開も辞さない考えを示した。その場合、イランの橋や発電所などの再建に「1兆ドル(約160兆円)以上」の費用がかかると主張。破壊した米国自身が主導して復興に取り組むため、「彼らの石油の半分を手に入れる」と語った。トランプ氏は、「戦後」を見据えた具体的な軍事計画を示すことで、イランに圧力をかける狙いがあるとみられる。
インタビューは米軍が9日(米東部時間)にイラン南部を限定攻撃する前に行われた。トランプ氏は、ホルムズ海峡が正常化するまでに「数か月間」を要するとの見方も示した。》
トランプはベネズエラを軍事攻撃してベネズエラの石油利権を手に入れたが,それと同じことをイランでもやろうとしている.
トランプは,ベネズエラの石油は元々アメリカのものであり,それをベネズエラが盗んだのだと主張した.
ベネズエラを攻撃したのは,ベネズエラに奪われた石油を取り戻すためであると語った.
ベネズエラの油田は誰が考えてもベネズエラのものだが,ジャイアンがそのまま大人になったトランプの「おれ様のものはおれのもの~お前のものもおれのもの~」という思考ではそうではない.
トランプ一族の金儲けに使うものなら何でもどんなことをしても手に入れるのである.
大統領になったのも金儲けのためだ.(Forbes Japan《トランプの純資産が1.1兆円到達、「米大統領の権力」を現金化》)
これはもう正気ではない.
カナダをアメリカの五十一番目の州にするとか,グリーンランドをアメリカに売れとデンマークに迫っているのも,同じカネ儲けに狂った狂人の発想である.
トランプはイランの石油が欲しい.
口では核兵器がどうのこうのと言っているが,それは表向きのことで,イランの石油を手に入れてトランプ一族の事業で大儲けしたいのだと思われる.
トランプは金儲けの材料として石油が大好きである.
トランプが「地球温暖化は詐欺だ」と言って米国をパリ協定から離脱させたのも,石油の資源価値を低下させぬためである.
トランプはイランを武力で降伏させ,イランにおける戦後復興事業を自分がやるつもりである.
トランプはイスラエルに思うがままにガザ地区を荒廃させ,その跡地を自分が復興開発して「中東のリビエラ」リゾートを作ると言った.
そのリゾートには,トランプの黄金の巨大像を建設するともSNSに投稿した.(朝日新聞《トランプ大統領、ガザの「将来像」の動画投稿 自身の黄金像も登場》[掲載日 2025年2月27日])
トランプはまともな人間ではないが,恐ろしいのは狂人トランプをアメリカ国民が支持していることと,高市首相もキャーキャー言いながら喜んで支持していることである.(高市首相は訪米時に「世界中に平和と繁栄をもたらせるのはドナルドだけだ」と述べた)
その高市首相は,国民の支持を背景にして自民党に高市一強体制を作り上げた.
トランプがイランのインフラを完全に破壊し降伏させ,占領したとしたら,高市首相は祝電を打つ (メールだけど) だろう.
しかし,アメリカがイランを占領進駐したとすると,それはベトナム戦争の再来になるだろう.
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