暗黒の中世アメリカ /工事中
BBC《トランプ氏、「一夜で」イランを壊滅させると警告 7日夜までにホルムズ海峡開放なければ》[掲載日 2026年4月7日] から下に引用する.
《トランプ氏の発言の大半は、「勇敢な」救出劇に焦点を当てたものだったが、ホルムズ海峡の再開放についても言及。7日夜の期限までに実現しなければ、アメリカはイランのエネルギー・交通インフラを攻撃する可能性があると、トランプ氏は改めて警告した。
イランの「国全体は一夜で壊滅させられる。その夜とは、明日の夜かもしれない」と、トランプ氏は述べた。
さらに、期限が過ぎれば、イランは「石器時代」へと戻ることになるだろうとも述べた。
「彼らは橋を失い、発電所も失うだろう」》
アメリカがイランのイランのエネルギー・交通インフラを完全に破壊して《「石器時代」へと戻》すことは国際法違反であると,ウェブ上のメディアのすべてが一致して見解を表明している.
だが既にトランプは「私は自分の良心に従って行動するのであり,国際法は必要ない」と断言している.(もしこの認知症気味の男が自分の言ったことを覚えていればの話だが)
だから世界最強の軍隊を率いるトランプに大して「国際法違反だ」という非難は無意味なのである.
キチ○イに刃物とはまさにこの事だ.
そして重大な問題は,このキチ○イがアメリカの有権者の支持を得ているということなのである.
早稲田大学の中林美恵子教授がテレビ番組で述べたところによると,最近の補選で民主党が健闘してはいるが,有権者の投票行動を分析すると,選挙に行ったり行かなかったりする無党派層は圧倒的にトランプ支持なのだという.
つまりトランプとその一味が本気を出して潜在的支持者層を掘り起こせば,今年の中間選挙では上院も下院も共和党が圧勝するのだという.
要するにアメリカ人というのは,世界中で戦争を起こして勝って熱狂する人々なのである.
平和と民主主義という価値観を持つ人々,主に民主党支持者だが,それはアメリカの有権者の一部に過ぎないのだ.
トランプの岩盤支持層すなわちMAGAは,世界中で戦争をしまくっていた頃のアメリカを「偉大なアメリカ」だとし,「もう一度世界を制圧しよう」という連中なのである.
私たちは東京大空襲を思い起こさねばいけない.
東京上空に飛来した爆撃機がばら撒いた無数の焼夷弾は,非戦闘員日本人の大量殺戮を目的としていた.
ヒロシマも,ナガサキもそうだった.
敵国の国民はいくら殺しても,それは正義である.普通のアメリカ人はそう信じている.
原爆でどれほどの人々が惨殺されようと,それで戦争が終わったのだから原爆投下は正義の鉄槌なのだとアメリカ人は考え,日本人に対してそう断言して恥じない.
それがトランプが語る「力による平和」である.これをアメリカ人は断固支持している.
だから「イランを破壊して石器時代にする」と,狂気の発言をいとわぬトランプが大統領でいてくれると,アメリカはいつも戦勝国で,アメリカ人は毎日を楽しく暮らせる.
なぜこんな国が存在するのか.
彼らの戦争好きは,第二次大戦後の中東やアジアにおける戦争の主役だっただけでなく,アメリカ建国そのものが戦争だったのである.
北米大陸に移住してきたアメリカ人は,先住民族と戦って殺して殺して殺して殺して殺しまくって国家を建設してきた.
だから,戦争を否定することはアメリカの建国精神を否定することなのである.
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