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2026年2月10日 (火)

日本憲政史上最初の女性宰相は 嘘で塗り固めた平和よりも潔癖な戦争を選ぶ

 よろず~ニュース《自民圧勝、社民・ラサール石井氏「戦前…若者の自民投票に暗澹たる気持ち」、福島党首「正直ショック」》[掲載日 2026年2月8日] から下に引用する.
 
参院選の投開票を受け、社民党の福島瑞穂党首と副党首のラサール石井参院議員が8日午後10時から都内の党本部で会見し、その時点で議席獲得のめどが立っていない厳しい状況について思いを語った。
(中略)
 石井氏は「分析をみると10代、20代の若者が一番、自民党に入れているということに暗澹(あんたん)とした気持ちでいます。“新しい戦前”と言われるより(もう既に)戦前なのかなと思っていて、なぜ自分たちが血を流すことになる戦争に向かって若者たちが自民党に票を入れるのか理解できません。また、裏金議員、旧統一教会系の議員が当選して、これでミソギが済んだと言っているみたいですが、かなり安いミソギだと思います。まだまだ許してはいけないと思います」と心情を吐露した。》(引用文中の文字の着色強調は当ブログの筆者が行った)
 
 私もラサール石井と同じく暗澹たる思いだ.
 戦後長らく,自民党の各派閥の領袖たちは基本的に平和主義者であった.
 それは彼らが戦争体験者だったからである.
 吉田茂も池田勇人も,田中角栄も中曽根康弘も,日本国憲法と安保条約をうまく使い分けて日本を経済大国の地位に押し上げ,「戦争しなくてもやっていける国」を作った.
 実際には日米の密約に基づいて日本国内に核兵器は持ち込まれていたのであるが,建前上は非核三原則を維持し,国際政治上で日本は平和国家として振舞った.
 核兵器禁止条約に反対の立場を堅持し,アメリカの核の傘の下で「唯一の被爆国」を国連でアピールするという二重人格的離れ業をやってのけてきた.
 
 だが高市早苗はこれが気に入らない.
 なぜなら歴代自民党宰相がやってきたホンネと建前の使い分け,駆け引きと妥協の使い分けは「男の政治」だからである.
 これに対して妥協なく潔癖に,白は白,黒は黒とはっきりさせるのが高市早苗が行う「女の政治」だ.
 高市はその「女の政治」を「台湾有事発言」として国民に示したのである.
 かつて社会党の党首だった土井たか子の言葉に「ダメなものはダメ」がある.
 左翼小児病的「ダメなものはダメ」を右翼的に言い換えたのが高市の台湾有事発言だ.
 嘘で塗り固めた「平和」よりも,潔癖な戦争を選ぶのが高市早苗という政治家なのである.
 
 

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