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2026年1月 5日 (月)

新年早々アメリカ帝国主義は動き出した

 トランプはベネズエラに軍事行動してマドゥロ大統領を拘束し,身柄をアメリカに移送した.
 NHKなどのメディアの観るところ,トランプの目的はベネズエラの石油を支配することだ.
 これは憶測でなく,トランプ自身が会見で「アメリカの石油会社が巨額の資金を投じて (ベネズエラの) 石油インフラを修復して利益をもたらす」と述べたのである.(NHKニュースの報道による)
 NHKニュースはこの部分を曖昧に「利益をもたらす」と翻訳したが,これは「アメリカに利益をもたらす」という意味である.
 つまりアメリカの石油資本はベネズエラから石油採掘権を強奪して,ベネズエラの石油をアメリカのものにしてしまうのだ.
 またトランプは会見で実際には「利益をもたらす」ではなく "making money" と言った.生々しいというか露骨と言うか臆面もないと言うか恥知らずと言うか,カネのことばかり考えていると,上品な make profit ではなくつい make money と言ってしまうのだ.
 
 マドゥロ独裁政権下で迫害されベネズエラ国外に逃れた膨大な人数の貧しい人々は「これでようやく家に戻れる」と喜んでいるが,トランプはたぶんそれを許さない.
 貧しい国民の数が増えたら,統治するのに余計なコストがかかり,アメリカの儲けが減ってしまうからである.
 これからトランプは,亡命していたマチャド氏ら民主的愛国者を排除して,トランプの言いなりになる傀儡政権を作る.
 反米独裁政権を武力で倒し,その残党を用いて親米傀儡政権を立てるというのが,古くからのアメリカ帝国主義の手法であるが,そうなれば民主的愛国者は反米闘争に立ち上がるだろう.
 トランプが操る傀儡政権と,マドゥロ支持派の残党,反米愛国勢力の三つ巴の戦が始まる.
 アメリカ帝国主義の黒歴史がまた繰り返されるのだ.
 
 トランプの頭の中には,ウクライナ戦争後の対ロシア・ビジネスがある.
 ロシアとのビジネスのためなら欧州の同盟国を裏切っても構わぬと考えている.
 中国も同様で,対中ビジネスが可能なら,トランプは日本と韓国や台湾を平気で捨てるだろう.
 その事態に高市首相はどう対処するか.トランプのすぐ横でキャーキャー言ってはしゃいだ彼女を見た国民は不安だ.
 
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