嫌々ながら謝罪するパワハラ野郎の品性
共同通信《横浜市長、ポンコツ発言認め謝罪「つらい思いさせおわびしたい」》(掲載日 2026年1月16日) から下に引用する.
《横浜市の山中竹春市長は16日、自身の暴言やパワーハラスメントが疑われる行為を市の人事部長が記者会見して訴えたのを受け、市役所で記者団の取材に応じた。対象の職員らがいないところで「ポンコツ」「人間のくず」などの発言をしていたと認め「反省している。言動に一層注意する」と述べた。
山中氏は、人事部長との人事評価に関するやりとりの中でこれらの発言があったとし「つらい思いをさせてしまった。おわびしたい」と話し、専門家の指導などを受ける考えを示した。
人事部長が2023年6月に言われたという「アフリカ開発会議を誘致できなければ切腹だぞ」との発言には「誘致への覚悟を表現した。決して他者に向けて発した言葉ではない」と釈明。人さし指を向けて銃撃するポーズは「他人に対してやっていない」と説明。市議の容姿への誹謗中傷もしていないという。(以下略)》
私みたいに西方浄土から阿弥陀様がそろそろ迎えに来ようかという高齢者は,何十年も人間を観続けてきたから思うのだが「人間の品性は変わらない」のである.
山中市長は会見で《つらい思いをさせてしまった。おわびしたい》と部分的に謝罪したが,形勢我にあらずというわけで明らかに嫌々ながらの形式的謝罪であることが表情から窺える.
このパワハラ問題が発覚した直後は,市長はパワハラを全面的に否定していたのだが,市長を告発した人事部長が録音した市長の声がメディアに公開されてしまったために,パワハラを部分的に認めるに至った.
このように往生際が悪いと,結局は更に追い込まれるのだが,それをわかっていないのが権力者というものなのである.
山中市長は元々は横浜市立大学医学部教授であった (ただし専門は医学ではなく統計学である) が,その職を捨てて市長選に出馬し,当選して市長になったのである.
テレビ朝日の番組で中野信子先生が,横浜市長のパワハラ問題について,大学というところはハラスメントが起きやすい環境ですと述べていた.
しかし大学教授がみんなパワハラ野郎であるわけではない.
元々からのパワハラ体質野郎が,ハラスメントを生じやすい環境の中でパワハラ教授になるのである.
このことについては既に五年前,著名な弁護士である郷原信郎氏が《「市長選問題」から「横浜市政の重大問題」となった“山中竹春氏のウソと恫喝”》(掲載日 2021年9月22日) で指摘していたのであるが,残念ながら郷原氏の声は横浜市民に届かず,山中パワハラ市長が誕生してしまった.(郷原氏の記事において「ウソ」とは山中市長の経歴詐称のことであり,「恫喝」はパワハラを意味している)
郷原氏の文章から下に一部を引用する.
《横浜市長選挙に出馬表明していた山中竹春氏の「市長としての適格性」に根本的な疑問を持つことになったのは、山中氏に対抗する形で立候補の意志を一旦表明していた私の下に、直接、間接に山中氏を知る人達から、彼の専門性、パワハラ体質、経歴詐称の疑いなどの様々な問題についての情報提供があり、「絶対に横浜市長にしてはならない人物」であるとの真剣な訴えがあったからだった。医療情報学、データサイエンスの専門家、医師など様々な立場の人達からも、山中氏に関して公表されている資料から、その能力・資質等に対する根本的な疑問の声が寄せられていた。
コンプライアンス顧問等として、長く横浜市のコンプライアンスに携わってきた私の最大の関心事は、市長選挙によって、市民や地域社会の要請に応えられる横浜市政を担う市長が選ばれることだった。立憲民主党推薦の山中氏が有力候補となったことで、横浜市のコンプライアンスに重大な支障が生じることが懸念された。それを阻止するめの最も効果的な方法は、自分自身が立候補することではなく、特定候補の当選阻止をめざす「落選運動」(公職選挙法が規定する「当選を得しめない目的で行う活動」(142条の5等)を行うことだと考えた。
そこで、立候補意志を撤回して落選運動に転じることを、8月5日の記者会見で明らかにし、その後、ブログ、YouTubeでの発信、インターネット上でのチラシのアップ、インターネット広告などの手段で、山中竹春氏と小此木八郎氏の当選を阻止する活動を行ってきた。
新型コロナ感染爆発の影響で「反菅政権」の世論の高まりの中で、選挙戦が進むにつれ、山中氏優位の情勢が強まる中、山中氏の落選運動に特に注力した。しかし、8月22日に実施された選挙は、山中氏が他候補を大きく引き離して当選という結果に終わった。
落選運動での山中氏に関する指摘は、大別すると、経歴や専門性に関するウソと、自己の要求に応じさせるための恫喝の疑惑に関するものだった。山中氏側が説明責任を全く果たさず、黙殺し続けてきたこともあって、それらに関する指摘は、残念ながら、多くの横浜市民には届かなかった。
それだけに、市長に就任した山中氏が、就任後に、ウソと恫喝の疑惑にどう向き合い、どう説明するのかは、「山中市長」の信頼性の根本から問うものとなった。
しかし、市長に就任してから約3週間が経過した今も、山中氏がウソと恫喝の疑惑に真剣に向き合っているとは到底言えない姿勢をとり続けている。そのことを、新聞、テレビの大手メディアは、ほとんど報じようとしない。
本稿では、まず山中氏のウソについて、経歴詐称の全体像を明らかにし、それに関する市長会見での説明の「さらなるウソ」を指摘する。山中氏の恫喝については、「横浜市大理事長らへの不当圧力問題」の事実解明を求める横浜市会への請願審査が9月24日の常任委員会(政策・総務・財務委員会)で行われる予定となっているほか、山中氏自身を被告発人とする強要未遂罪の告発状が横浜地検に提出され、受理に向けて審査中だが、これらについての市長会見での質問への対応についても述べることとしたい。》(引用文中の文字の着色と下線付与による強調は当ブログの筆者が行った)
つまり横浜市立大学のパワハラ教授がパワハラ市長になったのである.
こういう奴は「反省している」と会見で謝罪しても腹の中ではアカンベーをしていることを,私ら年寄りは承知している.
人間というものは,肩書が変わっても品性は変わらないのである.

| 固定リンク
「新・雑事雑感」カテゴリの記事
- 田舎者(2026.09.12)
- 推敲しないライターはクズだ /工事中(2026.09.06)
- カスハラを目撃したぞ /工事中(2026.09.05)

最近のコメント