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2025年12月21日 (日)

だって円が壊れ始めてるって事だから

 昨日,日銀は利上げを決定した.
 それについて辛坊治郎氏がsnsに投稿したのが下に示すスクリーン・ショット.
 
20251220a1e

 上の投稿のテキストを下に引用する.
  
材料出尽くしって事かしら。
 それにしても対ユーロなどを見るとホント酷い円安だ。
 日銀の金融政策だけでは、円安は止まらない。
 物価高も益々酷くなる。
 だって円が壊れ始めてるって事だから。国債発行してお札刷り続けたら必ずこうなるのは分かってただろ!》(引用文中の文字の着色強調は当ブログの筆者が行った)
 
「どっちかというと」というレベルの話なのだが,何十年も続いている日本経済の沈滞に関して,自民党には財政規律を唱える議員が多かった.
 ところが積極財政派の高市首相が誕生し,若い保守層における高市首相の圧倒的な支持率の前に,財政規律派は沈黙してしまった.
 先日成立した補正予算には,財源が明らかでない歳出が組まれている.はなから財源議論が大嫌いな野党はこれに文句を付けない.
 朝日新聞《18.3兆円の補正予算が成立 物価高対応が柱、防衛力強化にも充当》[掲載日 2025年12月16日] から下に引用する.
 
今年度の補正予算が16日、参院本会議で自民、日本維新の会、国民民主、公明の4党などの賛成多数で可決、成立した。「責任ある積極財政」を掲げる高市早苗政権が初めて編成。一般会計の歳出は18.3兆円で、昨年度補正予算の13.9兆円を上回った。財源の一部は税収の増加分を充てるが、足りない分は、国債を11.6兆円追加発行してまかなう。(以下略)》

 辛坊氏が書いている《国債発行してお札刷り続け》るとは《足りない分は、国債を11.6兆円追加発行してまかなう》のことである.
 為替市場は当然のことながら高市内閣によって日本経済は悪化すると観て,円安に振れた.
 辛坊氏が《必ずこうなるのは分かってただろ!》と書いている通りだ.
 
 円安になればエネルギーと食糧は値上がりする.
 その結果国民の実質賃金は低下し,購買力は減少する.
 すなわち日本経済は,高市内閣による積極財政によって,むしろ逆に景気は後退する.
 今の日本経済をインフレ方向に誘導すれば,必ず,このコストプッシュ型インフレによってスタグフレーション化するのだ.
 
 TBS NEWS DIG《「行き過ぎた動きには適切な対応を」片山さつき財務大臣が足元の円安を》[掲載日 2025年12月20日] から下に引用する.
 
足元で1ドル=157円台まで円安が進んでいることを受け、片山財務大臣は19日午後11時すぎ、為替介入も含めて行き過ぎた動きに対して、適切に対応する考えを示しました。
 
片山さつき 財務大臣
「一方向で、また急激な動きがこの半日、この数時間は明らかにあるので、憂慮しております。この投機的な動きも含めて、行き過ぎた動きに対しては適切な対応をとってまいりたい
 日銀は19日、政策金利を0.75%に引き上げることを決めましたが、植田総裁が今後について、具体的な利上げのペースを示唆しなかったことから、1ドル=157円台半ばまで円安が進んでいます。》(引用文中の文字の着色強調は当ブログの筆者が行った)
 
 財務大臣は現下の円安を《投機的な動き》《行き過ぎた動き》と言うが,国民の目からは,高市内閣の補正予算に対する素直な反応だとしか思われない.
 
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