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2025年11月 4日 (火)

クマ,維新,イソジンの三題噺

 スポニチアネックス《維新市議「今すぐクマを絶滅させるべき」と提言 米山隆一氏が反論「馬鹿げた『いきり』政策だと思います」》[掲載日 2025年11月1日] から下に引用する.
 
「日本維新の会」東京都国立市議会議員・中川貴大氏が30日までにクマに関する投稿をポスト。これに「立憲民主党」衆院議員・米山隆一氏が真っ向から反論した。
 中川氏は「今すぐクマを絶滅させるべきです。私もそのための行動を始めています」とポスト。また「様々な反響がありますが、検討済みの周回遅れの指摘がほとんど。中にはデマや妄想に基づく指摘も数多く含まれていました。一地方議員にどこまで実現できるかわかりませんが、住民・国民の生命財産を守るための働きを一歩でも行ってまいります」としていた。
 この投稿について、米山氏は「私は人里と山との緩衝ゾーン(里山)を決めて、其処に入った熊は容赦なく撃つべきと思いますが、2~3年もそうすれば熊は賢いので危険である事を覚え人里に入って来なくなるので絶滅させる必要はありません」と私見を展開。
 そして「絶滅などそもそも困難な上、生態系への影響も予想できず、馬鹿げた『いきり』政策だと思います」と反論していた。
 
 中川市議は,クマを絶滅しようと思えば可能だと思っているようだが,この分野の研究者である兵庫県立大学教授の横山真弓氏は懐疑的だ.
 現状では,人間はクマに負けているという.
 横山教授によれば,クマ被害を少なくするためには科学的取り組みが不可避であるが,科学こそは日本維新の会がもっとも不得意とするところで,中川市議はクマ絶滅に向けて《私もそのための行動を始めています》と言っているが,何を素っ頓狂なことをしているかわかったものではない.
 クマと格闘するために空手とか,脳内筋肉のトレーニング 筋トレでもしているのではないか.
 
 維新が非科学的であることは,コロナ禍のときに明らかになって全国民に嘲笑された.
 そう,吉村代表がイソジンうがい薬でコロナウイルスに果敢に立ち向かおうと呼びかけた,あの事件である.
 読売新聞オンライン《吉村知事「コロナに効く」から2年、うがい薬研究ひっそり終了…専門家「推奨できる結果なし」》[掲載日 2022年12月25日] から下に引用する.
 
2020年8月、大阪府の吉村洋文知事の発言を機に、各地で市販のうがい薬が姿を消した。新型コロナウイルス対策に有効かのように発表し、使用を推奨した一件だ。物議を醸した効果について当時、吉村知事が期待を表明していた研究が最近、ひっそりと終了した。あの騒動から得られる教訓とは何だったのか。(以下省略)》
 
 反ワクチンの参政党といい,イソジン絶賛の維新といい,我が国の科学水準はノーベル賞級の水準と,参政党・維新に代表される底辺の二極化している.
 維新と連立した高市内閣に非科学性が伝染しなければいいのだが.
 
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