インストールしたソフトのショートカットをデスクトップに作る方法

　先日，あるフリーソフトを入手しようとして窓の杜へ行った．
　探していたソフトが見つかったのはいいが，マルウェア対策ソフトが警告を発した．
　まさか窓の杜にマルウェアが仕込まれているとは，油断も隙もない．
　
　昔，PhotoScape というフリーソフトの評判がよく，使用する人が多かった．
　ところが「PhotoScape の使い方」みたいなサイトに載っている「ダウンロードはこちら」等のバナーをクリックすると，マルウェアの仕込まれているサイトに連れていかれることが増えて，評判が悪くなった．
　しかし，実は PhotoScape とほぼ同じ機能の PhotoScape X というフリーソフトが，マイクロソフトの Microsoft Store からダウンロードできる．
　ほかのいくつかの有名フリーソフトも，Microsoft Store からダウンロードできる．
　これならマルウェアが仕込まれている可能性はないので安心だ．
　ところが，Microsoft Store からダウンロードしたフリーソフトも，有料ソフトも，インストールするフォルダを自分で選択できないという点がちょっと困る．
　隠しフォルダにインストールされるのがデフォルトなのである．
　そのため，実行ファイルのショートカットを作り，これをデスクトップ置くのが簡単ではない．
　隠しフォルダを見える化しても開こうとすると権限を要求してくるのである．
　
　こういう状況をどうしたものかと知人に訊かれたので，解決策を回答した．以下の方法である．
　
インストールしたソフトウェアのショートカットをデスクトップに作る方法
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　Win + R を押して「ファイル名を指定して実行」を開く．(Win + R を押してもよい)
　shell:AppsFolder と入力して Enter．
「ソフトウェアの一覧フォルダ」が開くが，ここに Microsoft Store からダウンロードしたソフトも表示される．
　対象ソフトウェアを右クリックして「ショートカットの作成」をクリック．
「デスクトップに作成しますか？」と聞かれるので「はい」と答える．
　
　起動させたい実行ファイルを「スタート」からの操作で選択するやりかたは，モタモタ感があって嫌う人が多い．
　だからデスクトップにショートカットを置きたくなるのだ．
　しかしこの「スタート」操作のモタモタ感が，Windows11 の次期バージョンでは改善されるらしいので期待している．