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2025年7月 4日 (金)

アマゾンの「最速」指定はなぜ遅配するかの一考察

 私は先月の記事《アマゾンの配達指定で一番遅いのは「最速」笑》[2025年6月13日 (金)] で下のように書いた.
 
アマゾンで何か購入しようと注文手続きをすると,私はプライム会員なので,大抵の場合は「配送指定」のステップで選択肢が出てくる.
 ・最速
 ・お急ぎ便
 ・日時指定
 だ.
 問題は「最速」で,「翌日早朝から午前中に置き配で配達する」旨の説明がついているのだが,私の場合,今まで何度も説明が守られていない.
 酷い時には,翌々日の朝に置き配でコッソリと玄関前に荷物が置かれていたりする.w
「お急ぎ便」は,翌日配達が守られていて,時には配達が深夜23時だったりするが,約束は守られている.
 翌日配達できないときは,遅配連絡がサイトの「注文履歴」にその旨の表示がされるから,これには好感を持てる.
 日時指定は,最近は「配達日」だけで「配達時刻」の指定ができない商品が増えてきたが,これは最近の物流の人手不足を反映しているのだろうから,サービス低下は致し方ない.
 
 で,アマゾンは,自前の物流網を整備して配達を開始したので「最速」というサービスを新設したのだろうが,三つの選択肢の中で一番配達が遅いのだから笑える.
 できないことは約束しないほうがよい.
 
 上の記事を掲載してから何度も「最速」(翌日の 5:00~11:59 までに配達予定) 配達を選択して発注したのだが,一度も翌日午前中に配達されたことがない.
 むしろ,遅配が次第に酷くなってきている.
 荷物が予定通りに配達されないので「配送状況の確認」を調べると,下のようなことが書いてある.
 
お待たせして申し訳ございません。●月●日までに荷物が届かなかった場合は、翌日ここで返金の手続きを行うことができます。
 
 この《●月●日》が以前よりも,もっと先送りにされるようになったのである.
 すこと詳しく言うと,前は「お急ぎ便」指定の荷物が届いた翌日には「最速」指定の荷が配達されていたのであるが,今日配達予定だった「最速」は,何と7月7日に先送りされてしまったのだ.
 最初から「お急ぎ便」にしておけば今日の夜には配達されたはずの荷が,「最速」にしたばっかりに三日後の配達になってしまったのだ.
 あまり酷いので笑うしかない.w
 
 なぜアマゾンの「最速」配達はかくもいい加減なのか.
 一つ考えられることは,この配達ルート (アマゾンの協力会社) に日本郵便が一枚かんでいるのではないか,ということである.
 以前の日本郵便であれば毎朝の点呼がないから,ドライバーが前の晩に飲みすぎたために酒が残っていて息が酒臭くても,ホロ酔いで配達 (いわば「酒気帯び配達」) に出かけられたのだが,今般の件で長年のコンプラ違反がバレて,点呼をしなければいけなくなった.
 そしたら,点呼の結果で酒気帯びが発覚したら配達に出ることができなくなった.
 アマゾンとしては注文の翌日午前中の配達のつもりだったのに,翌朝になって日本郵便から「配達員が確保できなくなりました」との業務連絡が入る.
「なぜだ!」とアマゾン側の担当者が詰問すると,日本郵便側は「ドライバーに朝の点呼をしたら酒気帯びでした」という.
 あわてたアマゾンは購入者の購入履歴ページに《お待たせして申し訳ございません。●月●日までに荷物が届かなかった場合は、翌日ここで返金の手続きを行うことができます。》と記載する.
 上のように想像すると,配達指定の選択肢中で「最速」が最も遅いという現象の説明がつくのである.
 あとは,すきまバイトのドライバーがドタキャンしたという可能性もある.
 ヤマト運輸が,コストダウンのために,ベテランのドライバー (協力会社の社員) のクビを切ってすきまバイトに置き換えたらパフォーマンスが激落ちしてしまったという話も耳にした.
 それはともかくとして,次にアマゾンで何か購入する機会には,同じ商品を「最速」と「お急ぎ便」の二つに分けて注文してみようかと思う.どっちが早く配達されるか見ものだ.w
 
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