« 熊森協会の無知と倒錯論理 | トップページ | 「女」は加害者 「女性」は被害者 »

2025年7月28日 (月)

老人の皮膚トラブルにステロイド軟膏を使用する際の注意点 /工事中

 テレビを視聴していると,皮膚疾患治療薬のCМが多いことに気が付く.
 一番頻繁に放送されるのが「フルコートF」(YouTube《フルコート f TVCM 2023冬篇》) で,一日のかなりの時間をテレビ視聴している私は,毎日何度もこの軟膏のCМを頭にすり込まれている.軟膏だけに.
 次が「リンデロンVs」(YouTube《芦田愛菜が涼しげワンピで「伸びて、広がる~」 「リンデロンVs」新CM》) だが,CМ回数は「フルコートF」よりもぐんと少ない.
 
 いずれも比較的強力なステロイド (フルコートF:フルオシノロン酢酸エステル,リンデロンVs:ベタメタゾン吉草酸エステル) 外用剤だが,私たちは,毎日これだけの回数のテレビCМを見せられていると,製薬会社がいうところの「皮膚トラブル」の治療には外用ステロイド剤が第一選択だと思ってしまう.
 もちろん私たちが皮膚科を受診し,皮膚科医が外用ステロイド剤を処方する場合はそれでいいのだが,「フルコートF」も「リンデロンVs」も指定第2類医薬品で,第1類医薬品と異なり,薬局で薬剤師の説明を受けなくても購入できるため,使用に際しては少し注意が必要だ.
「注意が必要」という意味は,配合されているステロイドが顕著な効果を示すことがあるが,逆に症状を悪化させることがあるということである.
 そこで,皮膚炎が起きた際には,まず非ステロイド性抗炎症剤で様子を見て,効果がないようなら弱いステロイド (ヒドロコルチゾン酢酸エステルなど) が配合されている皮膚炎治療薬を使用し,それでもはかばかしくないならば「フルコートF」を使うのがよい.
 一例として,最近私が発症した皮膚炎を紹介する.
 ある日,左脚の下脛の前面 (いわゆる「弁慶の泣き所」) に,幅5mm × 長さ10mm ほどの大きな水疱ができていた.
 原因に心当たりはない.もしかすると毒虫にでも刺されたのかも知れない.
 かなり大きい水泡だったが,次に気が付いた時にはツブれて,皮膚が剥けていた.
 そこでやぶれて剥けた皮膚を取り除くと,表皮組織が失われてその下の赤い真皮が見えている.
 そして肉眼でもわかるくらいの浸出液がしみ出ている.
 この状態では細菌感染の恐れがあるので,石鹸で患部を洗ってからテラマイシン軟膏を塗布し,阿蘇製薬のワンタッチパッド (製品サイトURL) を貼った.
 ワンタッチパッドは,普通の絆創膏に比較してパッドが厚いので滲出液が多い患部に貼るのに適している.
 テラマイシン軟膏は,オキシテトラサイクリン塩酸塩とポリミキシンB硫酸塩を含有する複合抗生物質製剤で,ドルマイシン軟膏 (コリスチン硫酸塩とバシトラシンを含有する複合抗生物質製剤) と並んで,家庭常備薬といってもいい皮膚化膿防止用の医薬品である.どちらか片方でもいいが,私は両方を救急箱に入れている.
 さてこの処置 (洗浄と軟膏塗布を毎日一回行う) で三日間続けて経過を見たが,患部の状態に変化は見られなかった.
 ここでフト,私の下腿の患部に似た画像をウェブ検索してみた.
 すると「皮膚潰瘍」という名称のかなり厄介な病気の患部画像がヒットした.
「皮膚潰瘍」の進行した患部は目を背けたくなる惨状なのだが,初期の患部外観は私の下腿の皮膚炎に似ている.
 一瞬「ヤバイ!」と思ったのだが,「皮膚潰瘍」は速やかに真皮まで損傷が進行し,辛い痛みがあるという.
 

|

« 熊森協会の無知と倒錯論理 | トップページ | 「女」は加害者 「女性」は被害者 »

新・雑事雑感」カテゴリの記事