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2025年5月22日 (木)

アンチ全農 /工事中

 もう十数年以上も前の話だが,仕事で四国に出張したとき,香川県の食糧倉庫会社を訪問したことがある.
 その会社の経営者から,私の知人の大学教官を介して依頼が一つあったからである.
 その依頼とは,その会社が所有している定温営業倉庫の衛生環境について指導をしてくれないか,というものだった.
 この種のことを専門業者に発注するとそれなりの費用が発生するのだが,まず専門業者に点検を頼むべき状態にあるかどうかを調べてくれないかとのことだった.
 倉庫の衛生環境は私の専門外だが,私はその分野の大手専門業者と長い付き合いがあり,そのおかげでそこそこの知識経験はあるので,倉庫会社社長の依頼を快く引き受けた.
 
 で,現地に行ってみると件の倉庫は,政府備蓄米の倉庫だった.
 倉庫内は,玄米が入っている紙袋を「はい付け」したパレットが整然と積み上げられ,整理清掃は行き届いていた.(ちなみに「はい付け」とは荷物を規則正しく積むこと.「パレット」は荷物を載せる台であり,フォークリフトで運ぶことができる)
 ただし倉庫出入り口のシャッターが床と接するところには改善すべき点があった.
 フォークリフトが倉庫に出入りする際に電動シャッターを上げるのだが,倉庫内が外部に対してオープンになっている短い時間に虫が侵入する可能性があり,その点を改善工事するべきだとアドバイスしておいた.
 また倉庫内には侵入した害虫を捕獲するトラップを設置するのだが,その設置位置が悪いと目的を充分に達成できないので,その点も詳しく指摘をした.
 
 そういう視察点検を行っているときに社長から色々と倉庫業界の話を聞いたのだが,政府備蓄米の保管は,倉庫業者にとっておいしい仕事なのだという.
 一般に倉庫というものは,頻繁に荷物の出入りがあるものなのだ.
 しかし政府備蓄米は通常,食糧としては消費される可能性がほとんどない米を一定期間,単に保管しているだけなので,いったん搬入したら保管期間が終了して搬出するまでそのままなのである.つまり倉庫業者としては手間も世話も必要がない.
 備蓄米は,管理に手間暇かからぬ低コストで保管できる上に,政府から保管料はきっちり頂けるのだから,ありがたい仕事だという.
 そういうおいしい仕事は,特定業者に偏らぬよう,談合というほどのことではないが,各地の倉庫業者間で適当に割り振って受注している.
 各地の備蓄米倉庫,といっても防犯上の必要から数や所在地は非公表だ.
 米どころで米収穫量の多い地方には倉庫数は多いらしいが,実際には全国各地に倉庫がある.
 なぜ備蓄米倉庫が全国に分散しているかというと,当然だが,収穫地から遠くに運べばそれだけ備蓄のコストが大きくなるからだ.
 ところで政府米の放出が始まったばかりのとき,JA全農は「備蓄米倉庫は関東地方にあるので西日本には出回りません」とメディアに言っていた.
 ところがいつになっても関東地方のスーパーや米穀店で放出備蓄米が見当たらない (表示はされていないが価格で備蓄米ブレンドだと推定される) ことをメディアが報道し始めたら「備蓄米倉庫は東北地方にあるので,長距離輸送になる関東地方にはなかなか届かない」と説明を変えた.
 ああ言えば上祐 (死語).ずっと前から全農グループには色々と不祥事があって国民の信頼感は低かったのだが,いよいよ信頼できない組織だと思われた.
 またJA全農と農水省はつい最近まで「米の収穫高は


 
 
 日刊スポーツ《「次のマヌケが大臣になるだけ」れいわ山本太郎代表、江藤農相の辞表提出受けて辛辣コメント》[掲載日 2025年5月21日] から下に引用する.
 
れいわ新選組は21日、コメをめぐる一連の失言で同日朝に江藤拓農相が辞表を提出し、受理されたことについて、山本太郎代表のコメントを発表した。
 山本氏は「マヌケな大臣が辞職しても次のマヌケが大臣になるだけ。一律の現金給付で消費者を支え、国の買取でコメの増産を進める他ない」と、党の主張を踏まえてつづった。
 江藤氏の後任には、かつて自民党農新部会長を務めた小泉進次郎元環境相(44)の起用が有力となっている。


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