日本の民主主義の危機は兵庫県から
女性自身《「あまりにもひどすぎる」立花孝志氏 百条委員会メンバーから暴露された“自宅前演説”にネット戦慄》[掲載日 2024年11月19日] から下に引用する.
《(前略) いっぽう選挙戦をめぐっては、18日に行われた百条委員会の記者会見でメンバーの竹内英明県議が辞職するといった余波も。理由は「一身上の理由」とされたが、選挙期間中にSNSで百条委員会への誹謗中傷が相次いだことが原因だという。
記者会見では上野英一委員が、竹内県議が辞職したことについて「今回の選挙を通じて、言葉の暴力、ネットの暴力。これが拡散して、本人だけではなく家族が本当に狂乱状態にまでなってしまった」と説明。続けて「その中で本人は、家族を守ることを優先するということで。昨晩も話をされたようですが、奥さんが錯乱状態で、『この政治の道からは退いてほしい』というような訴えがあって」と事情を明かしていた。
さらに奥谷謙一委員長(39)からは、驚きの証言も飛び出た。「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首(57)が奥谷氏の自宅前で街頭演説を行ったといい、「母は避難した」というのだ。
奥谷氏は「私の自宅兼事務所なんですけれども、家の前で街頭演説をはじめたと」と説明し、こう続けたのだった。
「映像が残ってるんですけど、『引きこもってないで家から出てこいよ』みたいなことを言ってたんですね。立花氏の認識として、事務所と登録していますけど、私の自宅であるという認識は彼にはあったということは、これは明白であります」
奥谷氏によれば、立花氏は「これ以上脅して奥谷が自死しても困るので、これくらいにしておく」とも発言していたという。奥谷氏は「自ら脅迫目的でこの行為をやっているということを、自ら仰っているということであります」と指摘した上で、こう訴えていた。
「私の近所の方にも大変なご迷惑をおかけしましたし、(中略)母には避難してもらってたんですけど、やっぱり帰ってきた時にはちょっと怖かったんだろうと思いますけど、涙を流すようなこともあったので。私としてこう、家族にこれだけ迷惑をかけているというのは大変辛かったですし、同時にすごい怖い思いをしたということでありますので、これは大変遺憾です。しっかりと今後、厳正に対応していきたいと考えています」(以下略)》
知事選が終わったので,選挙運動期間中の斎藤および立花の行動の記録映像がテレビで放送されるようになっている.
それらを観ると,無頼漢立花孝志の傍若無人な「演説」が酷い.まるで右翼の街宣である.
選挙期間の終わり頃には,斎藤も立花に呼応して「パワハラはなかった」「おねだりはデマです」と「演説」していた.
立花の街宣も酷いが,もっと酷いのは,その立花の「演説」に群がって拍手をしている若い連中と中年女たちである.
日中,立花の「演説」を聴きに集まってくるのは,こういう暇な連中だ.
この連中は立花の「演説」に熱狂し,彼らの攻撃の対象となった百条委員会委員の自宅を襲撃しようとしたとの報道もあった.
こういう無職の衆愚に支えられて斎藤は当選したのである.
日本の民主主義の危機である.

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