横浜中華街にて
このあいだの日曜日,久しぶりに横浜中華街に行って知人たちと会食をした.
店は重慶飯店新館である.中華街観光客にはお馴染みのローズホテル横浜の一階にある.
まず自宅を出てからバスとJRを乗り継ぎ,横浜駅でみなとみらい線に乗り換え,元町・中華街駅に到着したのは予約した時刻に少し早かったので,元町のウチキパンに立ち寄り,「シナモンレーズン」「北の大地」とクロワッサンを購入した.この三つが私のお気に入りだ.
それから中華街まで少し歩いて中華街大通りに行った.
コロナ禍の時は日曜でも閑散としていた大通りだが,今はもうかつての賑わいを取り戻し,食べ歩きを楽しむ若い人たちで一杯だった.
ここまで来る電車の中でも,中華街の通りでも,マスクをしている人はほとんどいない.
女性は立体マスクをしている人が少しいたが,男は全くマスクをしていない.
都市部住民が感染症に怯えた日々がまるで嘘のようだ.
通勤時の満員電車は別だが,昼ひなかのバスや電車,あるいは商店街の道路ではあまり「密」にならないから,現在の日常生活はこれでいい.運悪く感染したら自己責任ということで反省すればいい.
ちなみに,今年の八月は新型コロナが流行のピークだったが,現在 (11月) は沈静化している.(患者数データはこちら)
暫く大通りをブラブラ散策し,それからローズホテル横浜に行った.
予約時刻にはまだ二十分ほどあったので,ホテルの一階の喫茶ラウンジで時間を潰すことにした.
この喫茶ラウンジの店員もマスクをしていなかったが,オーダーを受ける時には客との距離をとって「密」にならないようにしていた.
プーアル茶を飲んで喉を潤し,それから重慶飯店新館に入ったのだが,重慶飯店新館の従業員はマスクをしていなかった.
私たちのテーブル以外の客たちは食事中で,マスクはしていない.コロナ禍の時の飲食店では黙食が当たり前だったが,今はもうみんな談笑しながらの食事だ.
私のような持病持ちのハイリスク高齢者以外は,もうそれでいいのだろう.
これから寒くなるとインフルのことがあるので,呼吸器感染症のハイリスク者が会食する場合は個室を予約して,自ら能動的に「密」を避けるように気を付ければいいことだと思うが,残念ながら今回は個室がとれなかったのである.
スーパーのレジとか惣菜店やパン屋などでは,今でも店員たちはマスクをしている.彼ら自身の身を守るためである.
だから,よもや横浜中華街では有名店の重慶飯店が感染症対策をやめてしまっているとは思いもしなかった.店員たちの安全はどうでもいいのだろうか.
というわけで,私と同じような感染症ハイリスク高齢者は,横浜中華街で食事する際は重慶飯店を避けるのがよいかと思われる.
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