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2024年11月 4日 (月)

木村太郎は自分をデジタルに強い識者だと思っているらしい

 スポーツ報知《木村太郎氏、続発する「闇バイト強盗事件」に私見「おとり捜査をやったら全部解決できる」でも「できないから…」》[掲載日 2024年11月3日] から下に引用する.
 
3日放送のフジテレビ系情報番組「Mr.サンデー」(日曜・午後10時)では、一連の闇バイトを通じた強盗事件で初めてリクルーター役の男が逮捕された一件を報じた。
 (中略)
 その上で「こんなの本当だったら、闇バイトなんてのはおとり捜査をやったら、一発で全部解決できる問題なの。おとり捜査をやれとは言わないですよ」と続けたところで、宮根氏に「今、日本ではおとり捜査はできないですよね」と言われ、「できないから…。でも、それに近い形で捜査はできるはずなんで。そんなに丁寧なことやってたってダメですよ、こんなのを相手にする時は」と私見を述べた。
 さらに「おとり捜査じゃなくたって、SNSにはいろんな形があるわけだから、いろんな捜査ができるはずなんだけど、それができてないってことは(警察は)デジタルに弱いってことでしょ」と話していた。》(引用文中の文字の着色強調は当ブログの筆者が行った)
 
 評論家にも色々あって,高い見識を持つかたから有象無象の輩までいる.
(警察は)デジタルに弱いってことでしょ》と木村太郎は述べているが,こういうのを「盲蛇に怖おじず」というのだろう.
 あるいは「老害」というのか.
 木村は「自分はデジタルに強い」と思いあがって警察の捜査能力を馬鹿にしてそんなことを言うのだろうが,これは幕下の相撲取りが「照ノ富士関は立合いが下手だってことでしょ」と言うようなものだ.
 そういえばテレビ朝日《相棒》に,老いたフィクサーが登場したことがあった.
 彼は,暗号資産について無知なのにデジタルに強いフリをして罠にかかり,身の破滅を招いた.
 哀れだった.
 
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