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2024年10月14日 (月)

平野は育ちが悪すぎる

 日刊スポーツ《平野レミ、NHK生放送でまさかの行動にスタジオ騒然 安藤アナ「食べ物は大切にしてください」》から下に引用する.
 
料理愛好家の平野レミ(77)が出演するNHK「平野レミの早わざレシピ!2024秋」が14日、放送された。
 同番組は平野が手軽に作れるレシピを紹介しながら、ゲストとともにおいしい料理を次々と完成させていく。季節ごとに生放送されている。
 平野はこの日、モデルでタレントのみりちゃむ(22)とともに「プチ成型オムレツ」を仕上げていくも、その最中にハプニングが起こった。
 とき卵を電子レンジで加熱している間、飾り付けの野菜を用意する平野。あらかじめ、切れ目の入ったプチトマトをむきながら「ダメだよ、これ。全然下手じゃん」と一言。プチトマトが指示と異なった切り方になっているのか、思った通りの形にならず「本当は星型になってきれいなんだけど。やだな、やだな」と話しながら、プチトマトを調理台に投げ付けるという驚きの行動をとった。
 この行動にスタジオは騒然。安藤佳祐アナは「あぁー、レミさん、食べ物は大切にしてください、この後スタッフでおいしくいただきますので」とすかさずフォローし、ハライチ澤部佑(38)も「それ、僕食べまーす」と場を和ませた。(以下略)》
 
 この番組は録画しておいて放送終了後に視聴したのだが,平野がプチトマトを調理台に投げつけたところで視聴を止めて,録画を消去した.これ以上視る価値はないと思ったからである.
 平野の乱暴狼藉は目に余る.
 これまでもこの番組で平野は,食材を食べ物として扱ってこなかった.単なる「物」として使ってきた.
 だから平野が作るのは料理ではない.単なる「物」であるか,せいぜいオブジェだ.
 
 野菜にしても肉にしても,私たちが口にする食材は,それを作った生産者がいる.
 私たちが食事の時に「頂きます」というのは,生産者への感謝を意味する言葉である.
 私が幼かった頃,「頂きます」の挨拶は,働いて家族の暮らしを支えている父母と,生産者への感謝を意味する言葉だった.(このブログで私は何度も書いたが,浄土真宗の生臭坊主共は“「いただきます」は「命を頂く」という意味です”という嘘八百を捻りだして戦後のラジオの宗教番組で広めた.「いただきます」は「お命頂戴」だとさ)
 私は父親に「お百姓さんありがとうございます.ご飯を頂きます」ということだと教えられた.(もちろん「お百姓さん」には漁業や畜産業の人々を含んでいる)
 実際に昔の幼稚園では「お百姓さん,ありがとう.お父さん,お母さん,ありがとう.いただきまーす」と唱和した (この時に合掌するのは浄土真宗のやり方で,明治政府が編んだ作法教科書では「掌を腿に置いて一礼する」のを食事作法であるとした) のである.
 それが今では大人も子供も単に「いただきます」と言うだけだから,「頂く」の意味すなわち誰に対して「いただきます」と遜って申し上げるのかが不明になってしまった.
 平野は私より二歳年上であるが,よほど躾の悪い育ちをしたのだろう.食事の挨拶が生産者に対する感謝であることなど知らぬに違いない.同年代の者として,まことに情けない.
 
 ついでに書くと,番組の中で平野は,卵をといた菜箸や調理道具を平気で調理台の上に放り出した.
 あれは,自宅でもそうやっているのだろう.
 この女のキッチンは汚れ放題で不潔であると思われる.
 また平野は,番組が編集不可能な生放送であるのをいいことに,放送中に自著を取り出して宣伝するという暴挙に出た.
 もうNHKはこの特番を止めたらいかがか.平野の傲慢無礼を許すなと言いたい.
 
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