己の無知を晒して恥をかいた倉田真由美
東スポWEB《倉田真由美氏 男の体臭について投稿したフリーアナ解雇に「普通の会社なら首にすることは不可能」》[掲載日 2024年8月12日] から下に引用する.
《漫画家の倉田真由美氏が12日「X」(旧ツイッター)を更新。フリーの女性アナウンサー(29)が男性の体臭についてSNSに投稿し、所属事務所から契約解消された問題に言及した。
この女性アナウンサーは「ご事情あるなら本当にごめんなさいなんだけど、夏場の男性や不摂生してる方特有の体臭が苦手すぎる」などと投稿。物議をかもしていたが、所属事務所は不適切な投稿をしたとして、10日をもって契約解消したことを発表した。
倉田氏はこの件に「『夏場の男性の匂いが苦手』で女性アナウンサーが事務所解雇か。匂いってデリケートな問題だからやや配慮を欠いた発言ではあるが、特定の個人を指したわけでもないのに解雇ってちょっと過剰反応すぎないか」と驚きの声をあげた上で「普通の会社なら、これで社員を首にすることは不可能だと思うが」と疑問視。
続けて「言論の自由は基本的に憲法で保障されている。誹謗中傷、名誉毀損との境目はある程度明確にしないと、言いたいことが言えない時代になる」と何がアウトでセーフなのか、具体的な基準を設けるべき…と提言している。》(引用文中の文字の着色強調は当ブログの筆者が行った)
一般社会で働いた経験のない倉田真由美は《事務所解雇 》および《普通の会社なら、これで社員を首にすることは不可能だと思う》と書いて無知を晒しているが,事務所所属契約を解消することは,雇用契約の解消つまり解雇とは無関係の話だ.
問題の女性フリーアナは,会社 (マネジメント事務所) をクビ (解雇) になったわけではない.元々,その事務所の社員ではないからである.
マネジメント事務所における所属契約とは,マネジメントを代行するという一種の業務委託契約であり,雇用契約ではないから解雇を規制する労働法とは全く無関係の契約である.もちろん言論の自由云々とも無関係だ.
そんなことも知らぬのか.愚かなことを書く前にちょっとは調べたらどうだ.ああ恥ずかしい.
ちなみに事務所のリリース《川口ゆりとの契約解消のご報告》に,解雇するとは一言も書かれていない.解雇ではないのだから当然だ.
SNS上の匿名投稿者ではなく,論者の中には《契約解除まで必要であったかは疑問が残る。事務所側は「異性の名誉を毀損する不適切な投稿行為」としているが、一般に名誉毀損は、特定の個人に対して行われることで成立する。特定の被害者がいない場合、「社会的に見てどのくらい不適切な発言だったのか?」というのが争点となるのだが、これについては具体的な基準があるわけでもなければ、負うべき責任も明確ではない》と述べている者がいる.(西山守@東洋経済オンライン《「フワちゃん・川口アナを許さない」に言いたいこと 制裁を受けた人を叩き続ける行為は"適切"なのか》)
この西山守という人は,問題の女性フリーアナが契約解消されたことに疑問を呈しているが,この女性フリーアナが普通の人物であるとの前提に立っている.だが,もしこの女性アナが常識人ではない (件の投稿を読むと明らかに非常識の傾向がある) とすると,まったく異なった見方ができる.
異なった見方とは何か.この女性が物議を醸した途端に事務所から契約解消されたのは,事務所側の過剰反応ではなく,彼女が普段からかなり問題ある人間だったからだとの見方である.
タレントやアナウンサーの事務所は,評判の良い才能ある人物ならよく稼いでくれるから,簡単には手放さないに違いない.
しかるに本件では即刻契約解消されてしまったのをみると,普段から事務所に迷惑をかけて嫌われている問題女だったのだろう.
事務所としては,所属契約を解消する機会を以前からうかがっていたところに本件が起きたので,自滅してくれてよかったよかった,ということか.事務所が,無能な者,稼ぎの悪い者,事務所に迷惑をかける者との契約を解消するのは自由だ.
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