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2024年8月12日 (月)

喋るだけのアナウンサーが「言葉を扱う職業」だとは笑わせる /工事中

 中日スポーツ《「男性の体臭苦手」投稿で契約解除の女性アナ、過去には「ジェンダーギャップ」などSNS発信…ハラスメント防止研修で講師も》[掲載日 2024年8月11日]
 
SNSで男性の名誉を傷つける不適切な投稿をしたとして、フリーアナウンサー川口ゆりさん(29)が10日付で、所属事務所から契約を解除された。
 川口アナは8日、自身のX(旧ツイッター)に「夏場の男性の匂いや不摂生してる方特有の体臭が苦手すぎる。常に清潔な状態でいたいので1日数回シャワー、汗拭きシート、制汗剤においては一年中使うのだけど、多くの男性がそれくらいであってほしい…」などと投稿。この意見には非難が殺到したが「できる範囲で清潔感を保つことが大事。特にこんな酷暑なら過剰に気をつけるくらいでもおかしくない」と、なお持論を展開した。
 しかし、所属事務所VOICEは11日に公式サイトで「異性の名誉を毀損する不適切な投稿行為が認められたことから、当社はアナウンス事務所として、所属契約の維持は困難と判断し、やむなく契約解除通知をするに至りました」と発表。川口アナも同日、Xに「この度は私の不用意な発言で不快にさせ、傷つけてしまった方が多くいたこと、大変反省しております。言葉を扱う仕事をしている者として未熟でした」などと謝罪文を投稿した。(以下省略)》(引用文中の文字の着色強調は当ブログの筆者が行った)
 
 人気テレビ番組《プレバト!》の「俳句の才能査定」には,これまでフリーのアナウンサーや局アナが多数出演してきた.
 彼ら彼女らは異口同音にMCの浜ちゃんに「言葉を扱う仕事をしている者として,私は“才能あり”しかあり得ません」と言う.
 それに対して浜ちゃんは「みんなそう言うねんけどな w」と嘲笑するのがお約束だ.
 事実,アナウンサーたちの俳句は芳しくない.“才能あり”に査定されているのは,ほんの数人だ.
 言葉を扱うとは即ち読み書きのことだが,私たちが「言葉を扱う職業」と聞いて思い浮かべるのは,まず「言葉を書く」ことである.
 具体的には,小説や劇作,評論,あるいは短歌と俳句を含む詩歌の創作だ.
 流行り歌の作詞もこれらの文芸の隣にあるジャンルだろう.周知のように,詩人が流行り歌の歌詞を書くのは普通のことだ.
「言葉を話す」という側面に係る職業も色々ある.
 一番身近なのは,映画,舞台,テレビなどの俳優だ.彼らは言葉を表現の道具として使う.だから台詞が固定している歌舞伎や能などの伝統芸能は「言葉を扱う」というジャンルには入らぬように私は思うが,これは

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