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2024年6月11日 (火)

私の誤字センサー(33) 珍しい誤変換の例

 文春オンライン《人は、なぜ退職して肩書が外れると途端に劣化するのか…いとも簡単に“闇落ち”してしまう人々について》[掲載日 2024年6月11日] から下に引用する.
 
以前、FIREって流行ったじゃないですか。FIRE。
 現役時代に一生懸命働いて、おカネ貯めて、会社辞めてから貯めたおカネの運用益を得て働かず暮らすってやつ。
 私の身の回りでも、30代猛烈に働いた外資系金融お勤めの人や弁護士、上場企業の創業役員などなど、ガッツリ億単位のおカネを貯めて引退した人たちがおるわけなんですが…なぜか、皆さん離婚したり、破産したり、精神疾患で望まぬ入院したりされている。
宝くじで大金が当たったり、仮想通貨で大儲けしたりといった、一見羨ましいと思うような幸運をつかんだはずの人が、その後の人生を踏み外して転落しているのをみると、人間社会の侘び寂びのようなものを感じるんですよ。
 
(中略)
 
 普段働いている歯車としての肩書が外れた瞬間から、そういう男のロマンに抗えず「正しい俺を証明して見せる」という一発逆転を志し、脱サラやFIREに挑戦し、しかし失敗し、虎の子だった資産を失って途方に暮れたり、陰謀論サイトにハマったり、極右政党を応援し始めたりする。ある意味で、何者でもない自分がうだつの上がらない状態であることを受け入れられず、他の人が知らない何かを知ってしまって「気づく」「目覚める」プロセスと共に狂っていくのです。

 普通の知能を持ち、周りにちゃんと相談できる友人がいれば、カルト的な陰謀論にハマったり、ネットで見た変な著名人の広告詐欺を踏んで男百万も突っ込んだりしないはずなんですよ。「おまえ、馬鹿じゃないの」って遠慮なく言ってくれる友人や同僚、先輩後輩、上司部下の関係があることって、現代を生きる人にとって実はもの凄いセーフティネットになっているのでしょう。
 
(以下略)》(引用文中の文字の着色強調は当ブログの筆者が行った)
 
 上に引用した文章の筆者は文章の手練れ,山本一郎氏である.
 山本氏でも誤変換の見落としをするんだと驚いた.
 誤変換は《男百万》で,もちろん「何百万」だが,マイクロソフトのIMEは時々こういう突拍子もない無意味な日本語を吐き出す.
 昔からこれは全く変わらない.
 マイクロソフトは誤変換 (つまり辞書の欠陥) があったら報告してくれというのだが,ユーザーに負担を求めるのはおかしい.
 自動的に誤変換を作り出すシステムを作り,その結果を辞書に反映させればいいと思うが.
 
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ウクライナに自由と光あれ
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(国旗画像は著作権者来夢来人さんの御好意により
ウクライナ国旗のフリー素材から拝借した)


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