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2024年6月15日 (土)

老人性の便秘

 私が高校生の時,授業の際の雑談で,担任の松本先生 (現代国語) が級友たちに訊いた.
 松本先生「皆さんは,太く短い人生がいいか,それとも細く長い人生がいいですか」
 生徒の小林君は「中太で長い人生でお願いします」と答えた.
 現代国語の教科書に,人生についての話が書かれていたような気がするが,詳細は忘れた.
 
 上のような話を思い出したのは,最近,私の大便が太く長くなってきたからである.
 太く長い大便は排泄の瞬間に「ポンッ」と音を立て,肛門に擦過傷が生じる.
 温水洗浄便座のノズルから水を射出して肛門に当てるとヒリヒリするので,切れ痔になるかと心配になり,トイペを少し巻き取って肛門に当てるとうっすらと赤い.
 このような血のにじむ思いをして何かよいことがあるだろうか.いやない.(高校現代国語の反語的構文)
 すなわち大便は人生と同じで,中太で長いのがよいと思われるのだ.
 
 ところで体調に異変を感じたら,すぐ調べるべきだ.何か重大な病変が起きているのかも知れないからである.
 大便,硬い,長い,太い,ポンッ,などの検索語を用いると,どうやらこれは便秘のようだ.
 どうやら,などと今更の感がするが,それもそのはずで,私は会社員時代には酒飲みの常として常に軟便であったから,便秘についてよく知らなかったのである.
「便秘」について私は,「三日も一週間も大便が出ない」という状態を便秘というのだと思っていた.
 私は決まって毎日一回の排便があるから,便秘ではない.勤便とはこのことだ.そう思っていた.
 しかしそうではなかった.便秘には色々あるのだった.
 
 国際消化器病学会という学会が定義したところでは,次の状態が便秘である.
・排便回数が週3回未満
・硬便が排便時の25%以上 (4回に1回以上は硬い便)
・用指的排便 (指や綿棒などを用いて強制的に排便させる行為) が25%以上
・努責 (排便時に強くいきむこと),残便感,閉塞感がみられる頻度が25%以上
 以上の症状が6ヶ月前から少なくとも3ヶ月で基準を満たす場合に慢性便秘とする.
 
 上の定義ではよくわからぬが,つまり便秘は「排便回数減少型」と「排便困難型」とに分類されるようだ.
 私の場合は毎日排便があり,しかし便の状態が「硬い,長い,太い,ポンッ」だから「排便困難型」なんだろう.
 今はまだ残便感や腸の閉塞感はないのでいいが,この形の便秘が進行すると厄介なことになる.
 大腸内に便が充満したら,開腹しかないかも知れない.
 近い将来のこととして,介護を受ける際に,自力排便困難で用指的排便を受けるのは嫌だが,開腹はもっと嫌だ.
 便秘の原因で一番多いのは,大腸の蠕動が不活発になっている (弛緩性便秘) ことのようだが, 厚生労働省の「国民生活基礎調査」によると,七十歳を過ぎると急に右肩上がりに便秘の有訴者率が上昇する.
 ということは,硬く長い大便は老化現象なのだろう.
 対策はどうかというと,流行り言葉の「腸活」だ.
 何でもかんでも「活」をつけりゃいいという風潮が嫌いなので,腸活資料サイトは紹介しない.
 あとは便秘薬ということになる.
 資料を調べて検討すると,高齢者だけでなく一般に便秘薬の第一選択肢は酸化マグネシウムだという.(出典は健栄製薬のサイトなど)
 そこで私は「スルーラック・マグネシウム」を試しに服用 (最少用量は一回三錠) してみた.
 結果,なんとなく効果がありそうである.
 服用は一日一回でよいというので,大事に至らぬよう続けてみることにした.
 
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ウクライナに自由と光あれ
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(国旗画像は著作権者来夢来人さんの御好意により
ウクライナ国旗のフリー素材から拝借した)


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