« 何でもすぐ飽きる馬鹿は生き物を飼うな | トップページ | 定額減税は手続き的に破綻している »

2024年5月26日 (日)

二昔前の人情時代劇傑作シリーズ

 NHKが金曜ドラマ《茂七の事件簿 ふしぎ草紙》を再放送している.
 原作は宮部みゆきの「本所深川ふしぎ草紙」「初ものがたり」「幻色江戸ごよみ」などから江戸下町市井の人情譚を選んで構成している.
 私は,二十三年前の初回放送を観ていない (その頃の私は仕事漬けの毎日で,テレビドラマを楽しむ時間は全然なかった) のだが,よくできた時代劇で楽しめる.主演は高橋英樹で,貫禄さすがである.
 肛門様とか,あばれる君将軍とかの荒唐無稽のマンネリ時代劇はアホくさいので観ないという御同輩にお勧めしたい.
 この「茂七の事件簿」シリーズは第一,第二,第三を合計して全二十五話あるようなので,ぜひとも全部再放送して欲しいものだ.
 
 一方,テレビ朝日ドラマプレミアム《霊験お初~震える岩~》はがっかりだった.つまらないので途中で鑑賞終了.
 原作がよくてもドラマ制作陣がだめだとこうなる.
 一つにはミスキャストの問題.上白石萌音さんは,足の運び (≒歩幅) が大きすぎる.これは演出家が指導しなければいけない.
 萌音さんは現代の活発な娘さんな役らぴったりなんだけどね.例えばビールのCМがすごくよい.
 それと,演出がホラー味過剰だ.
 また,これは萌音さんの責任ではないけれど,着付けがだめ.和服の用語でなんというのか知らないけれど,長襦袢の襟合わせとその上に来ている着物の衿合わせがズレていた.撮影しているうちに着崩れてしまったのだろうが,撮影した制作スタッフが着付け (時代劇では,女性の着付けは年齢とか職業身分とかで変えるものなのだ) なんてどうでもいいと思っているのだろう.時代劇の全盛期は遠い昔のことになったと感じた.
 
*********************************************
ウクライナに自由と光あれ
Pics2693_20220307154501
(国旗画像は著作権者来夢来人さんの御好意により
ウクライナ国旗のフリー素材から拝借した)




|

« 何でもすぐ飽きる馬鹿は生き物を飼うな | トップページ | 定額減税は手続き的に破綻している »

新・雑事雑感」カテゴリの記事