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2024年5月14日 (火)

古本の捨て方 /工事中

 私の場合,書籍というものは,いつの間にか寝床の枕もとに積み上がってしまう.
 読み終えたらどんどん捨ててしまえばいい (ただし死ぬまで書架に置いておきたい本というものはあるので,それは除く) のだが,怠惰な性格なのでそれができない.
 これではいかんと思って,コミックなどを捨てることにした.くだらぬと思った本も捨てる.口先三寸で世を謀る嘘つき女 (Wikipedia【白洲正子】に「微妙な問題は曖昧にぼかす」「論理的な根拠は示さずに直感で自己流の解釈を示す」「厳密な解釈は避け結論は出さずに有耶無耶に終わる」と,国文学者田中貴子の評が紹介されている) である白洲正子の駄作も何冊かあったのだが,これはイの一番に捨てる.
 コミックは評判の良いネコまんがの「ねことじいちゃん」と「夜廻り猫」の既刊を全部捨てる.両者ともよい作品だが二度読み返すことはないだろう.
 あとはファンタジー文学や童話絵本類をどっさり.
 この二つのジャンルの書籍は新刊を大切に保管してきたので,いわゆる美本であり,捨てるには忍びないが致し方ない.
 などと思いつつ不要本を整理していると,ダンボールに五箱にもなった.
 これは多いなあ.クルマを持っていない私は,これを古紙古本古雑誌回収の日に資源ゴミ置き場まで運ぶ手段がない.
 そこで色々と古本の捨て方を調べていたら,便利な方法があることがわかった.
 具体的には,古本の回収業者 (当該業界では「回収」ではなく「買取」と称しているが,これはたぶん廃棄物関係の法的規制の問題があるため) がいくつもあり,これら業者の窓口サイトで所定の売却手続きを行い,本をダンボールに梱包して待っていると,佐川急便とかヤマト運輸が自宅まで取りに来てくれるのである.
「買取」にはいくつかのタイプがあり,本を売りたい人 (例えば私) の自宅に業者に来てもらい,売却品の価格査定を行うことがある.
 愛書家だった故人の蔵書を遺族が整理する,といった場合である.
 この場合の業者は「買取業者」ではなく古書店 (実店舗を持たないその道の専門家を含む) であり,初版本とか著者署名本などの希少本を扱う.
 この希少古書売買業界については三上延の「ビブリア古書堂の事件手帖」などの小説に描かれているので,ここでは説明を省く.
 私が以下に記すのは,古書の売買ではなく,宅配便業者が古本を引き取りに来てくれるというタイプの買取業者 (長たらしいので以下「宅配買取業者」と呼ぶ) を利用した「古本の捨て方」だからである.
 
 まず私はネット上の評判の調査を行った.
「買取」業界は,古本以外の例えば時計貴金属,高額衣料品等のジャンルが実はメインであり,古本買取はマイナーな業種であるらしい.
 で,結論は的に,口コミで評判の良い古本買取業者は一社もないということがわかった.
 中には「詐欺だ」と酷評されている業者もいる.投稿者はネット上に当該業者の具体的な詐欺手口も記しているので,根も葉もないことではないようだ.
 ただ,その酷評の多くは「想像していたよりも査定価格が非常に安い」というものだ.
 しかし私に言わせれば,古本が二束三文なのは昔からだ.
 古本を売る本人 (若い人たち) にしてみたら,昔そのコミックを買って夢中で読んだという思い入れがあるから,すべて第一刷の全五十巻セット揃いなのに全部で五十円 (つまり一冊一円) という査定は我慢ならないものだろう.
 だが時代はもうコミックはスマホで読む時代なのだ.紙の本のコミックは紙ゴミなのである.
 私の愛蔵本も,若い人たちの紙ゴミコミックも一冊一円でいいじゃないかと思う.そういう時代なのだ.
 
 話が逸れた.
 宅配買取の査定額が,実店舗に持ち込み売却するときに比較して非常に安いのは理由がある.
 一つは,売り主から宅配買い取り業者

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