« こんな和菓子はいかがなものか | トップページ | 二昔前の人情時代劇傑作シリーズ »

2024年5月25日 (土)

何でもすぐ飽きる馬鹿は生き物を飼うな

 毎日新聞《飼い主はどこ? 長崎で迷子のフクロウ 警察官が自宅で保護》[掲載日 2024年5月25日] にアホな記事が載っていた.
 
13日午後0時半ごろ、長崎県諫早市福田町の高齢者施設でフクロウが見つかり、諫早署員が保護した。同署はペットとして飼われていたフクロウが迷い込んだとみて、飼い主を探している。
 同署によると、外来種の「モリフクロウ」で体長は約30~40センチ。両翼がペット用に人工的に切られ、飛べない状態だった。高齢者施設のボイラー室付近で見つかった。
 保護された当初は衰弱していたが、動物病院で治療を受け、元気になった。おとなしく、暴れ回ったりはしないという。
 現在は署員が自宅で飼育している。遺失物法に基づき、通常の拾得物の保管期限と同様に3カ月飼育する。情報提供などは同署(0957・22・0110)。
 
両翼がペット用に人工的に切られ、飛べない状態だったモリフクロウが,道をトボトボと歩いて高齢者施設のボイラー室にまでやってくるわけがないじゃないか.
迷い込んだとみて》とかアホウなことを書くものである.フクロウは都市部を徘徊している鳥ではない.
 大方どこかの馬鹿者が,フクロウカフェあたりでモリフクロウを見て衝動的に手に入れたものの,むりやり飛べなくした野生のフクロウをとてもじゃないが世話をできず「思ってたのと違ーう」と,こっそり捨てたに決まっている.
 一般に,飛翔する鳥類は体脂肪を蓄えることができないので,飼うのは大変だ.世話を手抜きして生餌 (フクロウは動物食で,野生ではネズミ,カエル,鳥類などを捕食する/飼育する際は小さくカットしたヒヨコやマウスなどを手で与えるがこれが結構大変) が不足すると簡単に死ぬ.人工餌料を餌皿に入れておけば自分で食うイヌやネコとはわけが違うのである.
 
 それにつけても,こういう鳥類を輸入して販売する強欲商売人どもをなんとかできぬものか.
 
*********************************************
ウクライナに自由と光あれ
Pics2693_20220307154501
(国旗画像は著作権者来夢来人さんの御好意により
ウクライナ国旗のフリー素材から拝借した)


|

« こんな和菓子はいかがなものか | トップページ | 二昔前の人情時代劇傑作シリーズ »

新・雑事雑感」カテゴリの記事