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2024年5月15日 (水)

木に竹を接ぐ

 シュフーズ《76歳男性 『無銭飲食』し御用 逮捕後の”言い訳”が話題に ネットでは「元々無いことが分かってた」「財布ぐらい確認しとけよ」》[掲載日 2024年5月13日] から下に引用する.
 
北海道苫小牧市で12日午後、76歳の無職男性が中華料理店で無銭飲食をしたとして逮捕されました。男性は友人と共に店を訪れ、ビールや餃子など3,905円分の飲食をしましたが、会計時に支払う能力がないことが判明し、店長が警察に通報したことで発覚しました。
 取り調べに対し、男性は「お金があると思って入店した」と話しているそうです。一方、先に帰っていた友人は「ご馳走してもらえるという話で一緒に入店し、飲食していた」と説明しましたが、こちらも支払えるだけの所持金はありませんでした。
 警察は引き続き事件の経緯を詳しく調べ、容疑の裏づけを進めていますが、男性の言い訳が話題を呼んでいます。
 
「二人揃ってなにやってんのよ」
「友人もわかってたはず」
「元々無いことが分かって注文したんだろうな」
「認知症ではなさそうだよな」
「財布ぐらい確認しとけよって思う」
「先に帰った友人に謝ってお金を持ってきてもらえばよかったのでは」
 
 このニュースには、2人の高齢者に対する否定的なコメントが多く寄せられていました。
 支払う方法はいくらでもあるはずです。今後、このような問題が発生しないことを祈るばかりです。》(引用文中の文字の着色強調は当ブログの筆者が行った)
 
 なんだ,その唐突な《今後、このような問題が発生しないことを祈るばかりです》という締めくくりは.
 まともな日本語の作文では《支払う方法はいくらでもあるはずです》に続けて,具体的な支払いの方法について例示なり説明が行われることになっている.それが起承転結というものである.
 しかし上に示した記事を書いたシュフーズのライターは,どう文章を締めくくったらいいかわからなくなったので,文章の流れを放り投げて突然《今後、このような問題が発生しないことを祈るばかりです》と書いたのである.木に竹を接ぐとはこのことだ.
 
 もとより「祈るばかりです」という表現は,食い逃げ事件についての単なる報道で使うべきではない.
「人事を尽くして天命を待つ」という言葉があるが,「祈るばかりです」はそれに少し似ている.
 例えば「やるべきことはやった,もはや祈ることしか残されていない」といった文脈で使うのである.
 しかるに,シュフーズのライターは,高齢者の貧困問題に関して,従前から論陣を張って社会や政府に提言を行ってきたと言うのか.
「もはや貧困問題については語り尽くした,シュフーズ誌はメディアとしてすべきことはやった,もはや祈ることしか残されていない」という場合に《今後、このような問題が発生しないことを祈るばかりです》と書かねばならぬのである.
 だが私が知る限りシュフーズ誌は,社会問題に取り組んでいるメディアではない.
「貧困問題に関してシュフーズ誌は何もする気はないから,今後も年寄りの食い逃げ事件が起きないように神様にお祈りでもしておきますわ,はは」というのがシュフーズである.ライターは「祈るばかりです」の用例について勉強して,もっとまともな日本語を書け.たわけが.
 
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ウクライナに自由と光あれ
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(国旗画像は著作権者来夢来人さんの御好意により
ウクライナ国旗のフリー素材から拝借した)

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