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2024年3月28日 (木)

ベニコウジ色素が中華合わせ調味料に必要だとは思えぬのだが

 朝日新聞デジタル《イオンが「肉まん」など7商品自主回収 小林製薬の「紅麴」使用》[掲載日 2024年3月27日] から下に引用する.
 
イオンは27日、プライベートブランド「トップバリュ」の「肉まん」など7品目を自主回収すると発表した。健康被害を引き起こす恐れがある小林製薬の「紅麴」を原料に使っていることがわかったため。
 これまでに健康被害の申し出はないという。イオンが小林製薬に問い合わせたところ、「想定と異なる成分を含む可能性はない」との説明を受けたが、回収することに決めた。
 対象は「麦麴(むぎこうじ)使用でふんわり肉まん」や「回鍋肉の素」など7品目。全国のイオングループのスーパーなどで販売している。
 
 いま問題になっている「紅麹原料」につき,小林製薬はサプリメントだけでなく一般食品用途にも販売していた.
 だが,食用色素としての利用以外に,一般食品に紅麹を用いる理由がわからない.
 回鍋肉なんて,赤い色素が必要なんだろうか.
 そこでイオンの商品サイトで「回鍋肉の素」を探してみた.
 そこに書かれている原材料表示は以下の通り.
 
原材料名
  しょうゆ(大豆・小麦を含む)(国内製造)、食用調合油、砂糖、
  *豆チ(大豆を含む)(*チは豆ヘンに支)、ガーリックペースト、
  豆みそ(大豆を含む)、ポテトフレーク、甜麺醤(大豆・小麦・ごまを含む)、
  しょうが、豆板醤(小麦を含む)、発酵調味料(大豆・小麦を含む)、
  食塩、りんご果汁、チキンエキス
 添加物
  調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、増粘剤(キサンタン)、酸味料、乳化剤
 
 この表示のどこにも「ベニコウジ色素」はない.
 怪しいのは,豆チ、甜麺醤、豆板醤の三つだ.このどれかに「ベニコウジ色素」が紛れ込んでいると思われるが,ただしこの書き方でも法律上の問題はない.
 あるのは,正しく詳しい商品情報を消費者に提供しようという道義上の姿勢がイオンにはなかったという問題である.
 
 これに対して,日清食品は「日清のどん兵衛 きつねうどん」に次のような表示をしている.
 
原材料名
 油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、
  植物性たん白、こんぶエキス、大豆食物繊維、糖類)、
  かやく(味付油揚げ、かまぼこ)、
 スープ
 (食塩、糖類、魚粉(そうだかつお、にぼし、かつお)、
  粉末しょうゆ、かつおぶし調味料、デキストリン、
  七味唐辛子、ねぎ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、
  増粘剤(アラビアガム)、炭酸Ca、リン酸塩(Na)、
  カラメル色素、香料、香辛料抽出物、酸味料、
  酸化防止剤(ビタミンE)、乳化剤、パプリカ色素、
  クチナシ色素、ビタミンB2、ビタミンB1、
  ベニコウジ色素、(一部に小麦・乳成分・ごま・さば・大豆・ゼラチンを含む)
 
 このように,どん兵衛の原材料表示にはきちんと「ベニコウジ色素」が書かれている.
 これはすなわち消費者に対するイオンと日清食品の企業姿勢の違いを示している.
 
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ウクライナに自由と光あれ
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(国旗画像は著作権者来夢来人さんの御好意により
ウクライナ国旗のフリー素材から拝借した)


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