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2024年1月29日 (月)

滑り棒 /工事中

神戸新聞NEXT《消えゆく消防署の「滑り棒」 意外な理由、実は「アレの方が速い」 ドラマのシーンは過去の遺物に》[掲載日 2024年1月28日] を読んで驚いた.
 
火災の発生を受け、消防隊員が次々と棒につかまって、するりと階下に下りて出動していく。映画やテレビドラマで、こんな場面を見たことのある人は、多いのではないだろうか。その「滑り棒」が、全国の消防署などから姿を消しつつある。なぜ使われなくなっているのか。現状を調べた。(斉藤正志)
■兵庫は加古川が最後か
 今も滑り棒があると聞き、兵庫県加古川市加古川町本町の中央消防署に向かった。
 兵庫県内で滑り棒を使っていたのは、加古川市消防本部が最後だったとみられる。施設の建て替えなどで棒を廃止した自治体もある一方で、同本部は活用を続けていた。ただ、2016年ごろには使わなくなったという。
……
 滑り棒は、安全のため、前の隊員が下りたのを確認してから一人ずつ使わなければならない。階段なら一斉に動けるので、出動までの所要時間が短いという。車庫にロッカーを設置する以前、テレビ番組の中で実際にタイムを計った時は、滑り棒よりも階段を使った方が速かったという。
……
 京都府の舞鶴市消防本部も滑り棒を使っていたと知り、聞いてみた。
 同本部消防総務課によると、かつて3カ所の消防署などに整備していたが、建て替えや改修に伴い、2011年ごろには全てなくなった。担当者は安全面や出動までの所要時間を理由に挙げ、「滑り棒を使うメリットがなく、デメリットの方が大きい」と説明した。
……
 全国に滑り棒が普及し始めたのは、60年代後半ごろから。きっかけは、63年の消防法改正で救急業務が法制化されたことだった。
 
 消防署の建屋には隊員が出動時に使う滑り棒があるものと思っていたが,それは違っていた.
 消防法《全国に滑り棒が普及し始めたのは、60年代後半ごろから

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