鯖の缶詰

　フーディストノート《缶詰で簡単！旨味と栄養がたっぷりな「さばカレー」》[掲載日 2023年12月9日] に，鯖の缶詰を使用して作るカレーのレシピがいくつも，SNSから引用掲載されている．
　この記事を読んで，「おいしそー，わたしもつくってみたーい」とスーパーに鯖の缶詰を買いに行った人がいるとしよう．
　今は少し落ち着いたようだが，鯖の缶詰 (味噌煮缶，水煮缶) ブームの時は，スーパーの棚に大手缶詰製造会社の製品だけでなく，ローカルな会社の製品も陳列されていた．
　それを見て，缶詰の内容量は各社ごとに違うのだなーと思った人は多いだろう．
　改めてウェブ検索でざっと調べてみたら，内容量100g入りの小さな缶詰はともかくとして，普通に店頭にあるものでも150g, 160g, 190, 200gと色々だ．
　しかるに《缶詰で簡単！旨味と栄養がたっぷりな「さばカレー」》に載っているレシピでは，鯖の缶詰の内容量を指定していない．単に「一缶」である．
　それなのに他の材料は，例えば《しょうゆ小さじ2》とか《カレー粉大さじ1/2》などと，きちんと量を指定している．
　主材料の鯖の量がテキトーでいいなら，調味料も「醤油は適当量」とか「カレー粉は好きなだけ」とかにするがよいではないか．
　
　ウェブ上の調理素人 (自称「料理家」) レシピがデタラメなのは仕方ないとしても，この分野での才能があるリュウジさんまでがそんなことでは困る．
　彼のファンが店頭で，どの鯖缶を買ったらいいのか迷わぬようにして欲しいものである．
　
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ウクライナに自由と光あれ

(国旗画像は著作権者来夢来人さんの御好意により
ウクライナ国旗のフリー素材から拝借した)