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2023年12月 6日 (水)

会社あるある

 キャリコネニュース《面接のはずが、なぜか寿司屋に連れて行かれて「食べたら帰された。あんな会社、合格しても行かない」と憤る女性》[掲載日 2023年12月6日] から下に引用する.
 
面接は、面接官が応募者を見極める場だが、応募者も会社を見極める場でもある。面接官の態度次第ではたとえ内定が出ても辞退したくなるものだ。今回は、就活中の面接で起きた信じられないエピソードを2つご紹介する。(文:林加奈)
 
「移動して着いたら『寿司屋でする』と言われて移動して」
……
また40代前半の女性(東京都/事務・管理・年収450万円)は、面接にたどり着くまでが大変だった。
会社に行ったら『ホテルのラウンジで面接する』と言われて、移動して着いたら『寿司屋でする』と言われて移動して、寿司を食べたら帰された。合否の連絡もなかったけど、あんな会社、合格しても行かない
 面接のついでに食事したのか、食事のついでに面接したのか、どちらにせよいかがなものか。合格しても素直に喜べない会社は辞退してもいいのかもしれない。》(引用文中の文字の着色強調は当ブログの筆者が行った)
 
 大学を卒業してから,就職し,リタイアするまで四十余年も会社員をしたので,いわゆる「役得」を色々と見聞した.
 上に引用した記事に書かれている件は,その役得の一つだ.
 社員を採用する必要のない会社で,採用試験 (面接) を口実に経費予算 (非課税食事代) かまたは交際費予算 (現在は非課税上限5000円だが,景気刺激策として来年度は10000円に引き上げられる) を面接担当者が消化するダシに,当該女性は使われたのである.
 小企業では面接を社外で行うことはよくある.ホテルのラウンジで面接するのもアリだ.
 だがホテルのラウンジ移動したら,何もせずに寿司屋に行き,寿司を食べ終わって面接終了というのは,担当者が会社のカネで飯を食うのが最初っからの目的だったということである.
 社員を採用する気のない会社の面接を,何も知らずに受けてしまったその女性にしてみれば,貴重な時間を空費させられたわけで,怒り心頭だろう.しかしよくある話ではある.
 ただ,会社のカネでただ飯を食った面接担当社員にも言い分があるのは想像できる.
 これまたよくある話なのだが,経費や交際費などを未消化で残してしまうと次期予算を減額されることが多い.
 会社経営者がこういう方針だと,社員は予算消化に血道をあげるようになる.
 節約できるのに節約しなくなる.経費予算消化のためならウソも平気でつくようになる.私的な飲み食いを交際費で処理するようになる.
 こうして会社は儲からなくなる.正義感なんか社内中を探しても見つからない会社になる.
 上に引用した記事の女性は《あんな会社、合格しても行かない》と語ったが,それが正解だ.
 
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ウクライナに自由と光あれ
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(国旗画像は著作権者来夢来人さんの御好意により
ウクライナ国旗のフリー素材から拝借した)


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