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2023年11月25日 (土)

タクシー利用者としての義務を果たさぬ古市憲寿

 スポニチアネックス《古市憲寿氏 奈良で乗った「ひどいタクシー」に怒り 勝手に目的地変更「高いお金、時間もよけいに…」》[掲載日 2023年11月23日] から下に引用する.
 
「この前奈良に行ったんですが、本当にひどいタクシーに乗りました。ホテルから薬師寺へ向かって欲しいと伝えたら、『池越しに見るのがいい』といって勝手に薬師寺を離れて、池に連れて行かれていました」と目的地を変えられてしまったという。
 「ルートが違うと言っても聞こえないふりをする。いざその池についても、薬師寺なんて遠くて大して見えない。そもそも夜だし。さすがにまずいと思ったのか、黙ってすぐにひき返して、薬師寺へ向かったのですが、本来の金額よりもかなり高いお金を取られました。もちろん時間もよけいにかかりました」とてん末をつづった。
 奈良ではタクシー不足が続いており「全然つかまらないんです。呼んでもすぐに来ない。だからこんなひどいタクシーでも降りるわけには行かない。運転手もそれがわかってて、めちゃくちゃ偉そうで、乗せてやってる感を出してくるんです」と態度にも言及。
「もちろん中にはいい運転手さんもいて、ガイド顔負けの解説をしてくれたりする。いまの日本の田舎だと、ひどい運転手さんと、いい運転手さんも、正当に評価される仕組みがない。こういう理不尽なこと、昔のパリあたりのタクシーでは結構経験したんですが、ライドシェアのアプリが普及して、すっかりなくなりました。いつまで日本だけがこんな理不尽な状態を放置するつもりなんですかねえ」と訴えた。
 
 昔のパリのことは知らぬが,日本ではこういう違法な営業をするタクシーに乗ってしまったら,後部座席に乗ったままただちにタクシー会社に電話し,状況を説明するのが常識である.通報に当たっては,会社名とドライバー氏名が助手席の前あたりに表示されているので特段のウェブ検索等はいらない.
 
[訂正を追記 11/27]
 上に書いた《会社名とドライバー氏名が助手席の前あたりに表示されている》は訂正する.
 ドライバーに対する乗客からの犯罪行為やハラスメントを防ぐために法令が変わったためである.
 以下に新聞報道から引用する.
法人・個人タクシーや路線バス、貸し切りバスなどの乗務員は、これまで旅客自動車運送事業運輸規則などにより、乗務中は車内に名前を掲示しなければいけなかった。タクシーは顔写真の掲示も求められていた。
 国は、乗務員のプライバシーに配慮するとともに、安心して働ける環境を整えるため、これを見直し、8月1日に施行規則を改正した。タクシーの場合、乗客から見える位置に表示されるのは、乗務員の登録番号のみになった。》(読売新聞《タクシー運転手の顔写真や名前は掲示しません…SNSで中傷防止、女性運転手の不安解消へ規則改正》)
 従って,タクシー乗客がドライバーによる不正営業の被害を受け,会社に通報する際には乗務員の登録番号を言えばよい.
 
 会社への通報は,目的地に到着して降車したあとでもよい.むしろそのほうが運転記録が動かぬ証拠になるので,そうする人もいる.
 そういう善良な市民としての義務を果たさず,ネットに記事を投稿して喜んでいる古市憲寿の神経を疑う.
 古市は《いつまで日本だけがこんな理不尽な状態を放置するつもりなんですかねえ》と得々と愚かなことを述べているが,悪質なタクシー・ドライバーの横行はライドシェアとは別の問題だ.違法営業の被害を受けたのにそれを他人事のように放置する古市のような人間がいるから,悪質なドライバーが根絶できないのである.
 ちなみに昔から,タクシーの車内には「エコーカード」という用紙が備え付けられている.
 その説明は《質問タクシー会社への苦情はどこに言えばいいのか》にある.悪質なドライバーの被害を受けた場合に,当該タクシー会社へクレームを付ける上での注意点もあるので,ネット情報を調べておくとよい.
 ま,こういうことはタクシー利用者のほぼ常識である.自分の無知を晒してライドシェアを云々する古市に私は呆れた.
 
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ウクライナに自由と光あれ
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(国旗画像は著作権者来夢来人さんの御好意により
ウクライナ国旗のフリー素材から拝借した)


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