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2023年6月 6日 (火)

ボールガールってのがよくわからない お飾りなのか

 テニスの全仏オープンで,加藤未唯とアーディラ・スーチャディ組が失格になった騒ぎをテレビのスポーツニュースが繰り返し報道している.
 日刊スポーツ《【全仏テニス】「失格にしなければならないのは審判員」加藤未唯を擁護の選手コメントを仏紙掲載》[掲載日 2023年6月6日 21:58] から下に引用する.
 
<テニス:全仏オープン>◇パリ・ローランギャロス
 4日の女子ダブルス3回戦で加藤未唯(28=ザイマックス)、アーディラ・スーチャディ(インドネシア)組が失格となった。ポイント間に打った球が、ボールガールに当たって失格となった。球はボールガールの頭に直撃。ボールガールが泣いてしまうというアクシデントだった。
 加藤は失格処分を不服とし、4大大会側に提訴した。
 6日付フランス紙レキップも一連の出来事を、大きく報じている。
 
 海外ニュースを読んで新知識を得ることがある.
フランス紙レキップも一連の出来事を、大きく報じている》と日刊スポーツは書いているが,一般日本人で《フランス紙レキップ》と言われても,それがどれくらいのステイタスの新聞であるかを知っている人はレアではないか.(Wikipedia【レキップ】)
 ル・モンド Le Monde とかル・フィガロ Le Figaro なら新聞名を知っている方がよろしいが.
 私はレキップを Wikipediaで調べて,ようやく同紙が三流紙ではないことを知った.とはいえ,知らないよりは知っているのがよい程度の知識ではある.
 
 さてこの件で,問題のシーンをテレビで見た.YouTube にもある.
 そこで,新聞もテレビも全く触れようとしないことを,私は一般人なので言ってしまうことにする.
 加藤未唯が,ポーンという感じでボールガール (ボールパーソンと呼ぶのがよいらしい) の方向に打った球が,ボールガールに当たったシーンに凄い違和感がある.
 その少女は,自分のほうに飛んでくる球を避けようとしていないのである.
 彼女は,正面から飛んでくる球 (自分が受け取るべき球だ) を見て,しゃがむでもなく,横に動くでもなく,身をすくませるような動作をして目を逸らせて横を向いてしまったのである.
 まともに避ける気が無ければ,そりゃ球はぶつかるよねー,と思うのが普通だろう.
 このシーンを見てわかるのは,その少女のかなり低い反射神経だ.
 テニスどころか,他のスポーツを何もしたことがないのではないか.
 石につまずいたら,手を動かさずにそのままの姿勢で倒れて,顔を地面に直撃してしまうレベルの運動能力なんではないか.
 しかも,自分が悪いのに泣いて,過呼吸になるってのが理解できない.
 ま,普通の生活シーンならば世の中にそういう少女がいてもいいが,問題は,ポーンと緩やかに飛んでくるテニスボールを避けることすらできない少女が,アスリートたちの真剣な競技の場にいていいのか,ということだ.
 もしかすると彼女は,競技の補助員をちゃんと務める気はなく,ラウンドガールみたいな競技の場におけるショー的お飾りのつもりだったのか.
 その少女について論評することを日本のメディアは避けているが,「競技の場に,競技の邪魔をするような子供を入れるな」という意見は海外にはないのか.大会運営サイドが改善すべきは「ボールパーソンにはテニス経験者の成人を採用する」ことだと思うのだが.
 
 ちなみに,競技の場におけるショーとしては,野球の始球式に秋元真夏さんが登場してセンター方向に投げようとしたシーンがとてもよかった.(YouTube《【?】イーグルス始球式・秋元真夏さん『投げる方向、そっちじゃないです…』》)
 秋元さんは競技の補助員ではないから,それでいい.
 ついでに言うと,松本まりかさんが笑いを取りにいった始球式は最高であった.(YouTube《女優・松本まりか、始球式!まさかのサブマリン投法に場内騒然 2023.6.4 巨人vs日本ハム》)
 何が「ちなみに」「ついでに」なんだかわからぬが,そういうことである.ヾ(--;)
  
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ウクライナに自由と光あれ
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(国旗画像は著作権者来夢来人さんの御好意により
ウクライナ国旗のフリー素材から拝借した)


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