ジャイアント・コーンを諦めた
ある世代の日本女性たちに憧れのような支持をされたベニシア・スタンリー・スミスさんが亡くなった.
私と同年の1950年生まれ.
読売新聞《「猫のしっぽ カエルの手」ベニシアさん死去、72歳…京都・大原で古民家暮らし》[掲載日 2023年6月25日 17:00] から下に引用する.
《京都・大原の築100年以上の古民家で暮らし、その自然と調和したライフスタイルが人気を集めた英国出身のハーブ研究家、ベニシア・スタンリー・スミスさんが21日、誤嚥(ごえん)性肺炎で死去した。72歳だった。葬儀は近親者で済ませた。》
誤嚥性肺炎は肺炎の一種だが,我が国の死因統計順位は,悪性新生物>心疾患 (除高血圧性)>脳血管疾患>老衰>肺炎>誤嚥性肺炎とされており,肺炎と区別されている.
高齢者に限ると《肺炎の80%以上を誤嚥性肺炎が占め、死亡統計では第3位の疾病である。毎日2万人の70歳以上の高齢者が誤嚥性肺炎により入院》である.(Wikipedia【誤嚥性肺炎】)
私は七十歳を過ぎたあたりから,嚥下機能の衰えと関係あると思われるが,食べ物の微細な粒が気道の入口に入ってしまうことが増えた.ただし嚥下のタイミングではなく,咀嚼中である.
咀嚼中も息はするわけだが,その時に食べ物の軽い粉や粒子が吸気と一緒に気道に吸い込まれてしまうのだ.なぜそうなるのかは,わからない.
気道に入ってしまうと,いくら繰り返し盛大に咳をしてみても,なかなか排出できなくて苦しむ.
どんな食べ物が悪いかというと,最悪は以前は好物だったジャイアント・コーン.
次はパサパサ系食感のパウンドケーキや,クッキーなどの焼洋菓子.しっとり系のケーキは誤嚥しにくい.
クリームをふんだんに使っている生洋菓子は大丈夫だ.
こういう誤嚥しやすいものは,食べる前に「これは注意しながら食べなければ」と慎重になる必要がある.
しかし慎重に食べても,ジャイアント・コーンは,以前よりも誤嚥でむせる率が高くなってきた.それでもう買わないことにした.
たぶんそのうち,誤嚥しやすいものが増えて,スナック菓子や米菓も危険な食べ物に仲間入りするだろう.そうして,だんだんおやつに食べるものがなくなってくる.
でも私の好物には,コーヒー・ゼリーがあるから大丈夫.最後の砦的おやつだ.なにしろこれは介護食だからね.
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ウクライナに自由と光あれ
(国旗画像は著作権者来夢来人さんの御好意により
ウクライナ国旗のフリー素材から拝借した)
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