音喜多政調会長に裏切られた梅村みずほは 騙された小学生みたいに泣きじゃくった
現代ビジネス《まだ「維新の会」をナメている東京人の限界…「嫌われ者」の彼らが躍進した本当の原因》[掲載日 2023年5月15日 08:03] から下に引用する.現代ビジネス誌に載ったこの記事の筆者は「御田寺 圭」というライターである.
《保守でもリベラルでもない
東京圏のメディアとその影響下にあるオピニオンリーダーの力が大きいインターネット言論ばかり眺めていると、維新がいまだに「弱者切り捨てネオリベ政党」という見方をされていることがわかる。だがそれは現在の維新像とは乖離した評価であると言わざるを得ないだろう。「橋下維新」だった時期の維新像からそろそろアップデートされなければならない。
現在の維新はそのような新自由主義的な党派性を強く打ち出す政党ではなくなっている。
現在の維新を一言で端的に表現するならば「市民感覚と物語性」を軸とした政党である。》
御田寺氏は《現在の維新を一言で端的に表現するならば「市民感覚と物語性」を軸とした政党である》という.
その見解に続いて氏は次のように書いている.
《彼らが保守であるとも革新(リベラル)であるとも、はっきり言い切れないのはそのためだ。ある意見に関しては保守色を明白にするが、しかし別の問題についてはむしろ共産党や立憲民主党のような議論を展開することもある。それがいまの維新である。一見すればどっちつかずでご都合主義的に見えるかもしれないが、そうではない。あくまで「市民感覚」に基づいて政策判断を行っているからこそなのだ。》()
しかし寡聞にして私は,維新が日本共産党に近い主張をした事実を知らない.
御田寺氏は《共産党や立憲民主党のような議論を展開することもある》というが,それなら《こともある》で済ませずに,例を挙げるべきである.
また《あくまで「市民感覚」に基づいて政策判断を行っている》とも書いているが,それは事実か.
日刊ゲンダイDIGITAL《ウィシュマさん“冒涜”の梅村みずほ議員が国会で号泣…大暴走を阻止できなかった維新の未熟》[掲載日 2023年5月19日 14:00] から下に引用する.
《2021年に入管施設で病死したスリランカ人女性のウィシュマ・サンダマリさんの死因について、16日の法務委で「ハンガーストライキによる体調不良で亡くなったのかもしれない」と放言。遺族の弁護士から「デマだ」と批判されたが、18日も根拠のない主張を繰り返した。その姿は「異様」の一言だ。》
周知のように維新の梅村みずほは,ウィシュマ・サンダマリさんの死因について,異様な妄想に基づいてウィシュマさん本人と遺族および遺族支援者に対する誹謗中傷を繰り返し,メディアと世論および他党からの激しい批判にさらされると,驚いたことに参議院本会議で泣ぐんで見せた.
梅村の屁理屈は,「(事実であることを) 否定できないなら (事実である) 可能性はある」という小学生レベルのもので,あっちの世界にイッちゃってるとしか思えぬ.
しかし実は,梅村みずほは維新幹部が操る人形なのである.馬鹿は操るのが簡単だから
それが証拠に,テレ朝news《ウィシュマさんの死に「詐病かも」 “臆測”で波紋 梅村みずほ議員を維新が更迭》[掲載日 2023年5月19日 19:13] を観て欲しい.維新の音喜多政調会長は,梅村みずほの発言原稿は梅村自身が書いたが,音喜多らが点検したと明言した.同ニュースから下にスクリーンショットで引用する.
袋叩きの目に遭った梅村にしてみれば,「音喜多さんがこれでいいって言うから,委員会でも本会議でもウィシュマさんを誹謗中傷したのに,どーして逆にあたしが叩かれるのよ!」と言いたいところだろう.
「子どもは親の言う通りにしていただけなのに,その親に裏切られて,子どもは悲しくなって涙ぐむ」みたいな光景を見せられた国民が情けなくて泣きたい.
馬鹿とはいえ自党の若い女性議員に混乱の責任をかぶせて,国会の壇上で泣かせていいのか.かわいそうじゃないか.ヾ(--;)
都合が悪いと逃げる音喜多政調会長の鉄面皮をテレビで見ると,この党のどこが《あくまで「市民感覚」に基づいて政策判断を行っている》のか.幇間ライター御田寺圭にも困ったものである.
*********************************************
ウクライナに自由と光あれ
(国旗画像は著作権者来夢来人さんの御好意により
ウクライナ国旗のフリー素材から拝借した)
| 固定リンク
「新・雑事雑感」カテゴリの記事
- 私の誤字センサー (21)(2023.09.24)
- ウミガメ虐待団体(2023.09.24)
- プリプリエビプリオの謎 /工事中(2023.09.23)
- ホテルの,シーツがピンと張られたベッドの使いかた(2023.09.22)
最近のコメント