高慢ちきな年寄り
小笠原洋子さんが,ESSE-online《73歳、おひとりさまの手間いらずな「ケチ」ご飯。家ご飯は栄養優先で楽しく》[掲載日 2023年5月29日] に支離滅裂なことを書いていらっしゃる.下に引用する.
《画廊と美術館での学芸員経験を持ち、現在は美術エッセイストとして活躍中の小笠原洋子さんは、高齢者向けの3DK団地でひとり暮らしをしています。「ケチカロジー」という言葉を生み出し、発信してきた小笠原さんですが、ケチではありつつも、おしゃれで豊かな暮らしを楽しんでいます。今回は、お金をかけない「食事の工夫」について教えてくれました。》
《たとえばある日は、新タマネギの挽肉あえ。翌日は豚小間としらたき煮に、酢とゴマ油がけのお豆腐。つづくはサバ缶とレタスあえ…など。三大栄養素に配慮しつつ最低限の食材と調理法に徹します。
最低限とは、買いに行かずに当日冷蔵庫に入っているものをアレンジすること。ほとんど調味料は入れないで、素地の味を探求することです。》
《なお私はハンバーグやカレーなど、高名な料理はつくりません。食材をそろえるのに、お金だけでなく、ストレスもかかるからです。それに、これらの料理はぜいたくながらおもしろみがたりなく、年に一度でも外食でオーダーすれば満足なのです。なので、献立を考えるときも、たとえば「オムレツが食べたい」という発想はなく、卵を食べなければとか、豚コマが余っているから…いうのが発起点になるのです。
ジャガイモが食べたいときも、肉ジャガやポテサラ、ジャガバターなんて思いつきもしません。丸ごとおイモをチン! それで充分です。マヨネーズも塩もかけず、純朴なおイモの、真の生き様とか有りようを探査したいのです。おイモとの、密やかにして深い会話が、格別な味わいで楽しめますよ。》(引用文中の文字の着色強調は当ブログの筆者が行った)
ジャガイモを電子レンジで加熱してそのまま食べることが《純朴なおイモの、真の生き様とか有りようを探査》することなのであれば,《新タマネギの挽肉あえ》なんぞ作らずに,新タマネギを電子レンジで加熱してそのまま食べればいい.純朴なタマネギの《真の生き様とか有りようを探査》できるだろう.
挽肉も豚肉も焼いただけ,しらたきは茹でただけ,豆腐はそのまま食べれば,豚肉やしらたきや豆腐の《真の生き様とか有りようを探査》できるはずなのに,小笠原洋子さんはそうしない.
言う事とやってることが違う.《真の生き様とか有りようを探査》されずに二枚舌女に食べられてしまったタマネギ,豚肉,しらたき,豆腐などが哀れでならぬ.w
というか,そもそも,しらたきの《真の生き様》ってなんだ?w
「ほかほかのジャガイモに塩を振って食べる人たちはジャガイモの《真の生き様とか有りようを探査》していないから《おイモとの、密やかにして深い会話が、格別な味わいで》楽しめることを知らない」と,小笠原洋子さんは他人を批判する.
なんとまあ高慢ちきな人なんだろう.何をどう食おうとこっちの勝手である.大きなお世話だ.
エラソーにああだこうだ言わずに「塩をかけるのがめんどくさいから,私はジャガイモを電子レンジで加熱してそのまま食べてます」でいいじゃないか.他人を悪しざまに貶す余計な一言が多いのは嫌われる年寄りだ.w
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ウクライナに自由と光あれ
(国旗画像は著作権者来夢来人さんの御好意により
ウクライナ国旗のフリー素材から拝借した)
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