私の誤字センサー (10) /堅い愛を誓った築山殿
私が若かった頃は,出版物は紙に印刷したものだったから,出版社や新聞社等には校正係という職人がいて,配本前には誤字は九分九厘無くなっていた.
今はどうなんだろう.
数年前のことだが,テレビ番組で,ウェブ・メディアの編集部の室内を紹介したことがあった.
広い部屋で学生みたいな年齢の人たちが仕事をしていたが,あの中に年季の入った校正職人がいるようには見えなかった.
もしかすると,記者が書いた文章がそのままウェブに流れ込んでいるのかも知れない.
くるまのニュース《なぜ? 「一生水が出てくる…」 洗車後はどこまで吹くべき? 水滴放置のデメリットとは》[掲載日 2023年2月12日] は,もうしょっぱなの記事タイトルに誤字がある.もちろん《吹くべき》じゃなくて「拭くべき」だ.下にスクリーン・ショットで引用する.
PRESIDENT Online《NHK大河ドラマでは描けそうにない…唐人医師と不倫していた徳川家康の正妻・築山殿の惨すぎる最期》[掲載日 2023年2月12日 13:00] から誤字箇所を,テキストとスクリーン・ショットで下に引用する.
《徳川家康の正妻、築山殿はどんな人物だったのか。歴史評論家の香原斗志さんは「家康と不仲だった築山殿は、武田方の石と関係を持ち謀反を画策したと記す史料もある。その裏切り行為の裏には嫉妬心と子供を守ろうとする気持ちがあったのではないか」という――。》

築山殿は石と密通したのか.w
*********************************************
ウクライナに自由と光あれ
(国旗画像は著作権者来夢来人さんの御好意により
ウクライナ国旗のフリー素材から拝借した)
| 固定リンク
「新・雑事雑感」カテゴリの記事
- 自宅のネットワーク環境が老化したのかも(2025.11.13)
- ある大変に身分の高い女性が「パンがなければケーキを食べればいいじゃない」と言った(2025.11.12)
- パソコンの袖って何?(2025.11.11)
- 中華PCの広告で珍しいことがあった(2025.11.09)
- 邪悪な女 vs ケダモノ(2025.11.08)

最近のコメント