動物殺処分テロリストが菜食主義テロリストを表彰した
よろず~ニュース《人気俳優 動物愛護団体から表彰 スタバのカウンターに手を接着剤で貼り付け抗議も》[掲載日 2023年1月2日 14:30] から下に引用する.
《映画『ベイブ』などで知られる俳優ジェームズ・クロムウェル(82)が、動物愛護団体PETA(動物の倫理的扱いを求める人々の会)の2022年パーソン・オブ・ザ・イヤーに選ばれた。ジェームズの今回の受賞は、アイルランドからの生きた豚の輸出に反対したり、アメリカでスターバックスに植物性ミルクへの追加料金を廃止するよう要求したことによるもの。》
ジェームズ・クロムウェルは完全菜食主義者 (ビーガン) なんだそうだ.人が何を食って生きようとそれは各自が決めればいいことなのに,菜食主義の主張を言葉で示すのではなく,暴力に訴えて他人に菜食を強制する連中が増えている.ジェームズ・クロムウェルもその一人.冒頭に紹介した《よろず~ニュース》の記事から引用する.
《今年初めには、ニューヨークのスターバックスで、ヴィーガンミルクの追加料金への抗議として、同店のカウンターに自分の手を接着剤で張り付けたことから、駆け付けた警察官により店が封鎖される騒ぎとなっていた。》
馬鹿のやることは似てくるらしい.幾つもの名画が,エコテロリスト (Wikipedia【エコテロリズム】) たちの暴力によって損傷される事件 (例;ハフポスト日本版《接着剤を塗った手を世界的名画にくっつけて抗議 ⇒ 環境活動家たちを連行。作品は無傷》[掲載日 2022年7月25日 14:50]) が続いているが,かれらの手口の一つが「手に接着剤を塗って絵に貼り付ける」というもの.ジェームズ・クロムウェルの行為 (スターバックスのカウンターに手を貼り付ける) はエコテロリストの犯行に想を得たに違いなく,この馬鹿男は菜食主義テロリストと呼ばれるべきだ.
石油を憎むエコテロリストたちがどれくらい馬鹿かは,彼らの活動の資金源の一つは,石油で財を成した富豪 (アメリカの石油王ジャン・ポール・ゲティ) が遺した財産であることを知れば充分である.目的を果たすためには手段を選ばぬのは馬鹿のやることである.
ジェームズ・クロムウェルを表彰したPETA(動物の倫理的扱いを求める人々の会) を,よろず~ニュースは「動物愛護団体」と記しているが,よろず~ニュースの編集者は,PETAが捕獲した動物を大量に殺処分していることを知らぬのか.PETAは,犬や猫の殺処分を減らそうと活動している日本の動物保護活動家の目から見ると「動物殺処分テロリスト」であると断定して構わぬ.
つまり,動物殺処分テロリストが菜食主義テロリストを表彰したのである.このように,言論ではなく暴力で自らの主張を押し通そうとする連中が,社会のあちこちに出現している.これはプーチンが始めた侵略戦争 (これは最も凶悪な暴力だ) を大半のロシア人が支持している (ウクライナ人を集団絶滅し,国としてのウクライナを地上から消し去ることは,スターリン以来のロシア人の宿願だ) ことと通底するに違いない.二十一世紀は馬鹿による暴力の世紀だ.
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ウクライナに自由と光あれ
(国旗画像は著作権者来夢来人さんの御好意により
ウクライナ国旗のフリー素材から拝借した)
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