ロウカット玄米の混ぜご飯
東洋ライスという会社が販売している「ロウカット玄米」を購入してみた.
玄米の最も外側に僅かに存在するロウ (wax) 層を削って,吸水性を高めたものであるという.無洗米である.
この米のウリは「糖質オフ&カロリー・オフ」という点らしいが,私は特にそれが目当てではなく,どんな味がするのかなーという興味で食べてみたのである.
炊き方 (水加減) はパッケージ裏面に記載してある.一回目は様子見で,私は硬めに一合を炊いてみた.
炊き上がって炊飯器のフタを開けたら飯の表面に,直径五ミリくらいの「カニ穴」が見事にたくさんできていた.
いわゆる「ご飯粒が立っている」という現象は,炊飯時に「カニ穴」がたくさんできるのとイコールである.
この「ロウカット玄米」は白米よりも溶出デンプンが少ない (→ 飯に粘りが少なくなる) ため,釜内での対流が容易になり,その結果「カニ穴」ができるのであろう.
肝心の味だが,ロウカット玄米の飯には,白飯とは少し異なる方向の香ばしさがあるように感じた.そしてパラパラとした炊き上がりの食感である.
このことから,この米は洋風混ぜご飯にしたら旨いのではないかと思われた.炒飯にも適しているかも知れない.好みはあろうが,私はロウカット玄米はなかなかよい米であると評価する.
というわけで,二度目は二合を炊き,炊き上がってから小松菜とハムの炒め物を混ぜてみた.
小松菜は,スーパーで売られている一袋 (五,六株) の根元を切り,洗ってから葉柄の部分をニミリ幅で細かく刻む.葉の部分は汁物に使えばよい.
一パックに四枚入りの薄切りロースハムを八枚,五ミリ角に細かく刻む.
フライパンに適当量のサラダ油を入れて,小松菜とハムを炒める.塩胡椒で,普通の野菜炒めほどの塩加減に味を整える.
炊き上がったロウカット玄米飯に,炒めた具材を混ぜ込む.
下の画像は出来上がり写真.
炊く時にコンソメスープの素を入れるのもよいかと思う.その時は具材には塩味を付けない.
また,今回は小松菜を彩と食感をよくするために使ったが,その他にタマネギもたっぷり加えて風味と嵩を増すのもいいだろう.次回はそうしてみる.
[2023年1月16日の註]
最初はよかったのだが,この米ニキログラムを 食べ終わる頃には,正直なところ飽きた.
普段は白いご飯を食べて,時々この「ロウカット玄米」を炊いて食べてみる,くらいがちょうどいいと思う.
銀シャリはうまい.これに尽きる.
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ウクライナに自由と光あれ
(国旗画像は著作権者来夢来人さんの御好意により
ウクライナ国旗のフリー素材から拝借した)
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