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2022年11月 4日 (金)

逆マスク警察

 私の外出は食料品の買い物だ.コロナ禍が始まって以来,旅行はおろか外食すらしたことがない.
 というのは,私は心臓冠動脈が詰まりかけ,心筋梗塞寸前でバイパス手術をして幸運にも生き延びた人間だからである.
 つまり新型コロナウイルスに感染すると真っ先に死ぬだろうハイリスク高齢者だ.
 だからマスクはもちろん,コロナ禍初期の頃は消毒用アルコールを入れた小型のスプレーを持ち歩いていた.今では街の中のどこでも消毒剤のボトルがあるから,さすがに持ち歩くことはなくなったが.
 当時は「マスク警察」という流行語があり,そこらへんで爺さんが,マスク不着用のおっさんに「マスクをしろ!」などと絡み,おっさんがやおらポケットから刃物を取り出して爺さんをひと突き.あえなく爺さんは虹の橋を渡りましたとさ.なんて事件がよく起きた.
 ヤバそうな人に説教するやつは馬鹿であるが,私はスーパーで買い物をしている時に突然,中年男に「てめぇ,マスクなんぞしやがってこのヤロー」とド突かれたことがある.
 百人中の九十九人がマスクを着用している時に,マスクを拒否するというのは普通ではなく,ヤバい人と言うべきである.
 テレビに出てくる連中では,三浦瑠麗が反マスク派の女王様だろう.いわゆるヤバい女だ.承認欲求と自己顕示欲の塊の女でなければ,安倍元首相の「国葬」に,あられもないスケスケのワンピース (約三十六万円) を着てウキウキと出かけていったりはしない.
 三浦が女王なら王はだれか,言うまでもなく二年前,釧路空港から関空へのピーチ・アビエーション機内でマスク着用を拒否して暴れ,同機の運航を妨害して新潟空港に臨時着陸させ,傷害ならびに威力業務妨害罪に問われた明治学院大の元非常勤職員奥野淳也被告である.ヤバい男の奥野被告の目はもう常人のそれではない.奥野被告は三浦と同じ承認欲求と自己顕示欲の塊である.この二人,メンタル強すぎ.
 で,私みたいな隠居人には世の中の現状はなかなかわかりにくいのだが,コロナ禍がルーチン化してあまり報道されなくなったら,反マスク派が会社や学校で幅を利かせているらしい.
 コロナ禍全盛の頃は「マスクをしろ」という同調圧力があったが,今は逆転して「マスクを外せ」という同調圧力が強いらしい.
 例えば会社で,換気の悪い部屋で会議が始まると,いつもパワハラっぽい部長がまずマスクを外すのだという.
 この無言の圧力によって,部下たちもマスクを外さざるを得ない.
 また学校では,マスクをしていると疎外感を味わうことになる.
 こういう社会現象が無視できないレベルになっているようだ.
 NHK《首都圏情報ネタドリ!「どうなる“マスク社会” 私たちの選択は」》[2022年11月4日 19:30 - 19:57放送] はこの問題を取り上げた.
 出演した東北大学大学院の小坂健教授 (元国立感染症研究所) は,マスクをしたいと思っている人に,外すことを強いるのはよくないと述べたが,精神科医の反田克彦氏は,マスクを外せない人は心療内科を受診したらどうかと言った.「マスクをしたいからする」のは病気だというわけだ.
 このように次第に医師の中にも反マスク派が現れ,メディアを通じて一般国民に反マスクの同調圧力をかけるようになると,不登校の児童生徒を増やしてしまうんじゃないかと思う.
 
 私はというと,コロナ禍以前は若い時から花粉症に悩まされ続けていて,毎年の秋,冬,春の三シーズンは鼻腔に噴霧するステロイド剤が欠かせなかったのだが,外出時に必ず不織布マスクをするようになってからは,花粉症が完全に寛解した.
 花粉症には色々なタイプがあって,私のように鼻炎が主な症状の場合には,マスクは絶大な威力を示すと私は断言する.
 もし幸いにも日本でコロナ禍がおさまったとする.夏季には花粉が飛ばないのでマスクは不要だが,秋冬春の三シーズンにはマスクをするつもりだ.
 そうすると,また反マスクのおっさんに「てめぇ,マスクなんぞしやがってこのヤロー」とド突かれたりするんだろうなあ.
 
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ウクライナに自由と光あれ
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(国旗画像は著作権者来夢来人さんの御好意により
ウクライナ国旗のフリー素材から拝借した)


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