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2022年10月 2日 (日)

私の誤字センサー (3)

 他人が書いた文章中の誤字をすぐ見つける特技が私にはある.今回は下の新聞記事だ.
 報知新聞《アントニオ猪木さんの死は、コンプライアンスという概念がなかった昭和時代の終わりか》[掲載日 2022年10月1日 23:05] から下に,テキストとスクリーン・ショットを引用する.
 
しかし、力道山が1963年12月に39歳で急逝。ジャイアント馬場が日本プロレスのエースとして人気を支えたが、71年に猪木さんは「会社乗っ取り」を理由に日本プロレスを追放され新日本プロレスを設立。さらに翌72年に馬場も日本プロレスを退団し全日本プロレスを旗揚げし、国債を含め4団体まで増えると人気は分散し下降。プロレス人気は風前の灯火となった。
 
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 少し前にNHKの番組《第2回キーボード選手権 生字幕入力コンテスト」》[初回放送日 2022年8月30日] を視聴して,あらためて確認したのだが,プロのキーボード入力者は,できるだけ単漢字変換または単文節変換で日本語入力している.
 なぜなら,日本語IMEに連文節変換させると,誤変換が発生したのを見逃しやすいからだ.単漢字変換なら誤字入力の可能性はほとんどないし,単文節変換でも誤入力を発見しやすい.
 テレビ放送で,画面に誤字が表示されたら放送事故だ.アナウンサーとかニュースのキャスターが「誤字がありましたことをおわびします」と言わなければならない.
 プロの入力者たちは連文節変換をしないが,報知新聞の記者は素人だから,国債プロレスなんていう誤字をやらかしてしまう.それにしても国債プロレスって.w
 余談だが,上記の報知新聞記事は,あたかも故アントニオ猪木氏が法令遵守しない人であったかのように根拠を示さずに述べているのだが,これは事実に反する.この記事を書いた記者はコンプライアンスの意味を知らないのである.
 
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ウクライナに自由と光あれ
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(国旗画像は著作権者来夢来人さんの御好意により
ウクライナ国旗のフリー素材から拝借した)


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