閣内不一致事案
マイナ保険証を巡って,いよいよ政府内の不一致が表面化してきた.
スポーツニッポン《河野太郎大臣 「マイナ保険証」義務化は「コスト面からも効果面からもいい」》[掲載日 2022年10月25日 22:10] から,まず河野大臣の発言を紹介する.これは ABEMA「Abema Prime(アベプラ)」(25日 21:00~) で放送された.
《保険証廃止はカード取得の事実上の義務化と言える。これについて河野大臣は「まずシステムが2つ並列になれば、その分余計にコストがかかる。例えばデータを集めようという時にも、紙のデータをどうやって入れ込んでいくのとなる」とした。
続けて「みなさんのご了解をいただいて、一つのシステムでやれるというのがコスト面からも効果面からもいいと思う。そういうことをキチンと説明をしながら、みなさんに持っていただいて、それでやりますよということにしていきたい」と話した。》(引用文中の文字の着色強調は当ブログの筆者が行った)
続いて NHK NEWS WEB《加藤厚労相 “マイナカード持たない人も保険診療 制度検討”》[掲載日 2022年10月25日 11:42] から.
《岸田総理大臣は24日の衆議院予算委員会で、今の健康保険証が2年後に廃止されたあと、マイナンバーカードを持っていない人が保険診療を受ける方法を問われ「保険料を納めていれば、保険診療を受けられる制度を用意する」と述べました。
これについて加藤厚生労働大臣は、25日の閣議のあとの記者会見で「保険料を納めた方が保険診療を受けられることは当然の前提だ。何らかの事情でマイナンバーカードがない人が、必要な保険診療などを受ける際の手続きについては、関係省庁と連携しながら検討を進めていく」と述べました。》(引用文中の文字の着色強調は当ブログの筆者が行った)
岸田総理と加藤厚労相は,《保険料を納めていれば、保険診療を受けられる制度》を新設し,それとマイナ保険証という二つのシステムが併用されるとの方針を示した.これは総理大臣の方針であるから,他の大臣が異なる方針を主張したとすれば閣内不一致ということになり,罷免される事案となる.
総理と厚労相の方針が示された翌日,河野大臣が《一つのシステムでやれるというのがコスト面からも効果面からもいい》と述べて,総理と厚労相の方針に真っ向から反対した.
通常であれば河野大臣はただちに罷免されるが,岸田総理が旧統一教会問題で山際大臣を更迭した直後で,岸田総理の求心力が急速に失われつつあるとメディアが報道しているから,罷免する力はないかも知れない.
一方の河野大臣としては,自ら罷免される方向に動きたいのが見え見えだ.
岸田内閣が短命に終われば,総理大臣病である己の出番がまたできるわけで,願ったりかなったりだからである.
国民の生活に関心のないこういう私利私欲男を干すことができないとなれば,岸田内閣はオワリである.
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ウクライナに自由と光あれ
(国旗画像は著作権者来夢来人さんの御好意により
ウクライナ国旗のフリー素材から拝借した)
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