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2022年10月10日 (月)

コメント芸人は変節を旨とすべし /工事中

 スポーツニッポン《橋下徹氏 プーチン氏の核使用示唆に「われわれ西側諸国は、核で反撃するという覚悟を示さないと無責任」》[掲載日 2022年10月9日 09:29] から引用する.
 
これはわれわれ西側諸国は、核が使用されるといことはわれわれ西側諸国の責任でもあるっていう覚悟をもった上で、ロシアが核を使う場合には、水面下では米国は言ってるのかも分かりませんけれど、核で反撃するよってくらいの覚悟を示さないと、僕は西側諸国は無責任だと思う。》(註;脱字は訂正せずにそのままとした)
 
 ロシアがウクライナ侵攻を開始した時,我が国のテレビ番組における代表的なコメント芸人である橋下徹は,ウクライナがロシアに勝てるわけがないから抵抗せずに即時降伏すべきだと述べた.やはりコメント芸人のテレビ朝日社員である玉川徹は,遂に舌禍事件を起こし (玉川は謹慎処分を受けた) ,テレビ朝日の早河会長が記者会見する破目になったが,玉川はロシアによるウクライナ侵略戦争の落としどころは,ウクライナの東西分割だと述べた.
 橋下と玉川の二人とも「ロシアに対して勝てもしないのに抵抗するゼレンスキー大統領は無責任である」と非難した.
 それが今では橋下徹は,米国はロシアに対して核兵器の応酬をすべしと主張している.反ウクライナの方針は完全に捨て去ったようだ.
 このように,コメント芸人の世渡りの特徴は,自分の主張を固定してはいけない点だ.情勢の変化に追随してどんどん変節していかねばならないのである.
 そうしないと,世間の怒りを買ってテレビに出られなくなるのだ.(その点では,コメント芸人ではない鈴木宗男は楽だ.ロシアが核兵器をウクライナに投下して多数の人々を殺傷しようと,鬼畜の如きロシア兵がウクライナ国民を拷問して殺そうと,一切をなかったことにしてプーチン礼賛を貫けばいいからである.さらに言うと,維新の会は鈴木をあたたかく擁護してくれるが,橋下徹と玉川徹を守ってくれる奇特な政党はない)
 で,今や核戦争開始への旗を振る橋下徹だが,海外における報道では,「ロシアの核兵器には米国も核を撃ち返せ」という論調は見られない.
 ロシアの戦術核兵器使用に対して,ウクライナは (つまりウクライナを支援する米国は) 通常兵器で反撃するだろうと見ている.核使用の代償として,クリミアにあるロシアの軍事施設を破壊し,ロシア黒海艦隊を壊滅すればよいというのである.
 第一,米国は戦術核兵器を投下しようにも,戦略的に投下着弾可能な場所がない.
 もしもロシア領内に撃ち込めば核戦争になる.
 また本来のウクライナ領内に標的を定めるわけにはいかない.当然だが,そんなことはゼレンスキー大統領が絶対に許さない.
 あれこれを考慮すれば,米国が戦術核兵器を使うのは不可能である.
 それに,通常兵器でロシアに壊滅的打撃を与えることは可能なのだから,

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