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2022年10月16日 (日)

オヤジギャグ企業とその業界

 医薬品の名称は由緒のわからないものが多い.
 第一三共ヘルスケアの鎮痛薬「ロキソニン」はロキソプロフェンナトリウムが成分名だからまだいいとして,新型コロナウイルス感染症に有効であると安倍元首相が国会答弁で連呼した「アビガン」の成分名はファビピラビル (Favipiravir) で,「アビガン」の「アビ」は“avi”だとしても,「ガン」はどこから来たんだと膝詰めで小一時間問いただしたい.
 結局このアビガンは,新型コロナには効かないという結論がでて承認申請を取り下げた.(NHK《コロナ治療薬「アビガン」開発中止 重症化抑える効果得られず》[掲載日 2022年10月14日 20:14])
 あの当時,安倍元首相は,なんとしても国産新型コロナ治療薬ができたと宣伝して国民を欺く必要に迫られていた.そういう政治的背景があって安倍はアビガンを持ち上げて,これでコロナ禍は制圧できると国会答弁で大ぼらを吹きまくった.アビガンの承認申請の裏に何があったか,効かない医薬品を効くと称して承認申請することでボロ儲けしたやつはいたのか,そういったことを掘り下げて調べるライターはいないものか. 
 
 アビガンはさておき,株式会社太田胃散の製品で「デ・ルモア錠」という整腸薬がある.この整腸薬は,いわゆる「善玉菌」と生薬「ケツメイシエキス」の効果により,便秘を解消する効果がある.ケツメイシはエビスグサの種子の生薬名で,眼病に効くとされる民間薬に用いられる.
 とりあえず薬効は横に置いて,話は「デ・ルモア錠」という便秘薬の名称のことである.
 太田胃散社は特に説明していないが,どう見てもこれは「出る,モア」というオヤジギャグだ.
 このテの医薬品名は昔から富山の配置薬に多く,鎮痛薬「スグナオール」を記憶している高齢者は多かろう.
 類似品に「アスナオール」がある.ただしこれはすぐには効かず,明日にならないとだめなので,売れたかどうかあやしい.
 大阪道修町に本社を置く小林製薬もオヤジギャグ製品名の伝統を受け継ぐ企業だ.
 歯の隙間にスルッと入る糸ようじの「スルッと入る」は説明無用のわかりやすさ.というか,商品説明を商品名にしている.
 医薬品では,頻繁にテレビCМが放送される「ナイシトールZ」は知名度が高い.内脂 (内臓脂肪) を取るから内脂取るZだ.大変わかりやすい.
 あるいは尿モレがなくなる「モレナクト」,喉に塗るから「のどぬーる」,腸にガスがたまるのピタリと治す「ガスピタン」,指の爪の付け根にできて痛い「逆剥け」に効く「サカムケア」,飲み会の翌日のアルコール頭痛がピタンと治る「アルピタン」,肌のシミを消すから「ケシミン」,夜の安眠に「ナイトミン」などなど,まだまだあるぞ.
 お暇な高齢者諸兄におかれては,小林製薬の製品一覧を読んでみてはいかがか.富山の配置薬も,探せば懐かしいお薬の名前がきっと見つかる.
 
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ウクライナに自由と光あれ
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(国旗画像は著作権者来夢来人さんの御好意により
ウクライナ国旗のフリー素材から拝借した)


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