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2022年9月10日 (土)

鉄の女のファッション (補遺)

 エリザベス女王が亡くなられて,首相に就任したばかりのリズ・トラス氏が追悼演説を行った.
 下の画像はNHKのニュースの録画画面をカメラで撮影し,トリミングを施したものである.
 
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 英国内のメディアは,トラス氏の政治姿勢やファッションのセンスがサッチャー元首相に似ているとの意味を込めて「鉄の女2.0」と呼んでいる.しかし私は前回の記事《鉄の女のファッション》で,それに少し疑問を述べておいた.
 トラス氏の政治家としての立場や資質はよく知らないが,服装センスは見た目のことなので,多少の批評をしても許されるだろう.
 そこで一つ指摘すれば,上の画像を見る限りでは,トラス氏の体幹は曲がっているようだ.
 そのため首の位置が丸襟の真ん中から外れて,着崩れてだらしない格好になっている.この女性はメディアの前に出る時に鏡を見る習慣がないようだ.
 もっとも前任のジョンソン首相も,スピーチするために官邸前に出てくると,髪は寝ぐせでボサボサ,シャツの襟は跳ね曲がっているなんてのがいつものことだったから,服装に無頓着なのは保守党の流儀かも知れない.
 それはいいとして,問題はトラス氏のアクセサリーだ.
 上の静止画ではよくわからないが,ニュース動画ではゴールドであることがはっきりしている.
 英国で弔意を示す時の服飾品にマナーがあるのか否か,私は知らないが,マーガレット・サッチャー氏であれば必ずやパールを身に着けたであろう.サッチャー氏のファッションについて書かれた資料を読むと,そう書かれている.
 サッチャー氏の服装は保守的英国婦人のそれであったが,トラス新首相は,サッチャー氏とは異なるファッション・センスの持ち主のようだ.
 
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ウクライナに自由と光あれ
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(国旗画像は著作権者来夢来人さんの御好意により
ウクライナ国旗のフリー素材から拝借した)


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