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2022年7月14日 (木)

日経の特殊性

 GIZMODO《「ニコンが一眼レフカメラの開発から撤退」という報道→公式に「やめるなんて言ってないですよ」》[掲載日 2022年7月14日 17:30] から下に引用する.
 
7月12日、ニコンが一眼レフカメラの開発から撤退というニュースが飛び交い、カメラクラスタだけでなく一般にも大きな衝撃を与えました。ニコンの一眼レフといえば、フィルム時代の名機「F」からの連綿たる歴史があり、かつては「報道のニコン」などと呼ばれて数々の名場面を撮影してきた偉大なブランドです。
 カメラの主流がミラーレスに移行するなか、ファインダーを覗きながら瞬間を切り取るスピーディーな撮影を大事にしたいカメラマンにとって、ニコンの一眼レフは安心できる存在でした。今のところ2年前の「D6」以降、一眼レフの新製品は発表されていないわけですが、そのニコンもついに…と。
 一部報道を公式に否定
 と、多くのニコンファンが悲嘆に暮れたのですが、ニコンではこのニュースを公式に否定しております。
 うーん、これは「やめるなんて言ってないですよ」ってことですよね。飛び交ったニュースはなんだったのか?という疑問は残りますが、とりあえずニコンのファンは安心していいでしょう。
 
飛び交ったニュースはなんだったのか?》と婉曲に書いているが,観測気球を上げて市場の反応を見るという意図的な報道を日経は得意とする.
 すなわち日経は狭義の,正しい意味での報道機関ではないのである.
 私は会社員だった頃,株価以外の日経の記事は信用しなかった.誤報が他紙に比べて異様に多く,しかも絶対に訂正記事や謝罪記事を掲載しないからである.
 ある情報,例えば「ニコンが一眼レフカメラの開発から撤退」というような情報を入手したら,まともな新聞社ならウラを取ろうとする.
 しかしそんなことをしたら,ニコンが否定するかも知れない.そして否定されたら記事にならない. 
 だったらウラを取らずに「報道」してしまえ,というのが日経の姿勢である.(日経本紙だけでなく,系列の経済紙すべて同じ)
 日経は,事実報道を旨としない特殊な新聞なのである.昔からそれは変わっていない.
 
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ウクライナに自由と光あれ
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(国旗画像は著作権者来夢来人さんの御好意により
ウクライナ国旗のフリー素材から拝借した)


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