タイワンリスをみかけなくなった
いくつかの自治体が,住民にサルによる被害に注意喚起している.
最近のサル被害の現状まとめた資料はまだないようだが,つい最近のテレビ報道によると,一般家庭の網戸を破ってサルが侵入した例を紹介していた.サルに押し入られたお宅のかたはさぞ恐ろしかっただろう.
毎日新聞《「網戸開けて入った」「大根持って歩く」 猿やりたい放題29人けが》[掲載日 2022年7月23日 09:00] から引用する.
《山口市小郡地域で住民が猿にかまれるなどの被害が相次いでいる。21日から22日午前にかけて6歳~70代の男女計5人が負傷しており、被害が始まった8日以降、けが人は22日現在で計29人に上る。山口県、市、県警などは同日、県庁で対策会議を開き、市は市街地での麻酔銃使用で猿を捕獲する方針を示した。住民からは事態の早期収束を願う声が上がる。
……
山口南署には猿の目撃情報が109件寄せられている。市では「目撃情報では40~50センチや70センチというものもあり、体色の違いもあるので猿は単独ではなく、複数いるのかもしれない」という。
また、猿は餌に執着しておらず、わなにかからないといい、県の担当者は取材に「室内に侵入しても食べ物を探した形跡がなく、人を襲って、その反応を楽しんでいるような節がある」。市の担当者は「これまでにも猿被害はあったが、ここまで長引いたことはなかった、一刻も早く収束させたい」と話した。》
野生動物が人間に危害を加えた事件では,最近は北海道羅臼町でヒグマの例が大きく報道された.昨年は札幌市でもヒグマに襲われる事件があった.
住宅地に複数のシカが姿を見せたという例も最近あった.
これら獣害の中でヒグマやツキノワグマの害は別格だが,サル害もかなりのものだ.
冒頭のニュース例では,ベランダにいたサルと目が合ったとたんに網戸を破って入ってきて,襲われたという.「網戸を開けて」との報道もあるが,おそらく「破って」が事実だろう.
狂暴なサルは恐ろしい.麻酔銃は一般人に扱えるものではないが,緊急時にサルの襲撃を撃退する手段はないものだろうか.
昔のことだが,拙宅周辺では,キジが道を歩いているのを見たことがある.
近くを通る国道一号線でタヌキが車にはねられて死んでいたのも見た.
最近では湘南一帯にハクビシンの目撃例を耳にするが,アライグマの噂はまだ聞かない.でも,いることは確からしい.
また,隣の鎌倉市にはタイワンリスが繁殖していて,数年前に私のうちのすぐ近くにまで進出してきたが,最近姿を見ない.鎌倉市ほど環境がタイワンリスの繁殖に好適ではなかったとみえる.(鎌倉市《アライグマ・ハクビシン・タイワンリスの被害でお困りの方》[掲載日 2022年6月10日])
私の住処の辺りには野良ネコがいるので,ネコたちはタイワンリスと直接的な接触はしないまでも,間接的には脅威だったのかも知れない.しかしネコの糞害,尿害に悩まされている住宅は多い.野良ネコとタイワンリスと,どっちの被害が耐えがたいかは難しい問題だ.
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ウクライナに自由と光あれ
(国旗画像は著作権者来夢来人さんの御好意により
ウクライナ国旗のフリー素材から拝借した)
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