« 日経の特殊性 | トップページ | 近衛兵ピエール・ユランの不思議な肖像画 »

2022年7月15日 (金)

反社会的団体の老舗 /工事中

 東スポWeb《八幡愛が「国葬」にモノ申す「政治と反社の繋がりが無かったことになりそうなのすごい!」》[掲載日 2022年7月14日 21:24] から下に引用する.
 
参院選に大阪選挙区から出馬するも落選したタレントの八幡愛が14日、自身のツイッターを更新。岸田総理が安倍元総理の「国葬」を今秋に行うとの報道に異論をぶつけた。
 八幡は「芸能人は反社と写真撮っただけで仕事を干されるけど」と芸能界にもコンプライアンスが求められる現状を説明。
 続けて「元総理大臣や国会議員は反社団体の広告塔になろうがビデオメッセージ送ろうが、告別式が中継されて、評論家やコメンテーターから生前の功績を褒めてもらえて、最後には国葬までしちゃって、政治と反社の繋がりが無かったことになりそうなのすごい!」とぶった切った。
 
 まことに小気味よい発言である.
 私が大学に入った昭和四十三年のこと.中野区の住処から大学まで,当時の中央線中野駅~山手線新宿駅~山手線渋谷駅~井の頭線渋谷駅という経路で通学した.
 その当時,渋谷駅のハチ公像周辺は原理研究会とか国際勝共連合の学生がやたら多くウロウロしていて,一般学生をとっ捕まえては宣伝勧誘活動を激しく行っていた.
 新宿駅や御茶ノ水駅の辺りは左派学生が多かったから,原理研/勝共連合の学生たちは渋谷しか活動の場所がなかったのだろう.
 原理研/勝共連合の学生の主張は論理がむちゃくちゃで,私や友人たちは無党派の普通の学生であったが,原理研/勝共連合の連中ほど頭が幼稚ではなかったので,彼らの揚げ足を取って言い負かすのを,暇つぶしというか一種の遊びにしていた.講義が休講になったりすると「ひまだなー,渋谷で勝共連合をバカにしに行くかー」といった具合である.
 当時から国際勝共連合が統一教会 (現在の世界平和統一家庭連合) の別動隊であることは学生たちの常識であった.
 原理研/勝共連合の学生はすなわち統一教会の信者だった (原理研は統一教会の学生組織で,勝共連合は統一教会の別動隊だが,そもそもが頭悪くて田舎臭いインチキ宗教団体だから組織論なんかもうグダグダで,原理研の学生が勝共連合のビラも配っていたりした) のだが,彼らが宣伝活動のときに手に持っていたビラには,デカデカと文鮮明と岸信介の写真が掲載されていた.
 統一教会の学生たちの自慢は,政財界の黒幕であり「日本右翼のドン」と呼ばれた笹川良一や,極東軍事裁判における戦犯被疑者であり「昭和の妖怪」と呼ばれた岸信介が組織の後ろ盾であることだった.
 私ら一般学生にしてみれば,笹川良一と岸信介がバックについていることは,原理研/勝共連合=統一教会が怪しい組織であることの証左であるわけだが,洗脳されてトチ狂った原理研/勝共連合の学生たちには,笹川と岸は偉大な人物にしか見えなかったのであろう.
 
 余談だが,公明党ができる前の創価学会は,統一教会と似たところがあった.私が小学生の頃は,創価学会の第二代会長の戸田城聖が,そしてその死後は池田大作が激しい布教活動 (Wikipedia【折伏大行進】) を展開していた時期で,かつての創価学会は実に過激な布教活動をする宗教だった.
 今の高齢者の中には,創価学会の「折伏」の被害を受けた人がいる.私もそうだ.
 何しろ学会信者は「この家の者を必ずや信者にしてみせる」と布教のターゲットを決めたら,どかどか上がり込んできてアジテーションを始めるのだ.
「折伏」という言葉は,悪人を屈服させるという意味であり,彼ら信者たちは宗教的高揚感に燃えているから,もうやりたい放題.
 不法侵入して,他宗の仏壇や神棚があればそれを破壊し,帰ってくれと頼んでも聞く耳を持たずお経を暴力的に一日中唱えまくる.
 こういう乱暴狼藉を毎日続けられると生活は破壊され,普通の人は精神的に参ってしまう.「折伏」をやめてくれるなら何でもするという気持ちに追い込まれる.
 だが「折伏」から逃れる方法はたった一つしかない.自分が屈服して入信することだ.
 根負けして入信すると,次に待っているのは献金地獄である.創価学会への献金は寄付ではない.ノルマである.
 そして他人を「折伏」すると自分の献金義務は軽減されるので,つまりはネズミ講と同じ仕組みで,信者たちは献金地獄から逃れるために,必死に「折伏」をして信者を増やすことに精を出すのだった.
 現在の創価学会員は,六十年前の創価学会が今の統一教会と同じく,貧しい信者から多額の「献金」を収奪する危険な団体だったなんて信じられないだろう.それは事実なのだが,そのことを覚えている七十歳以上の高齢者層が死に絶えれば,忘れ去られることだ.六十年は,すべて水に流すのに充分な時間なのである.
 
 余談が長すぎた.
 さて

|

« 日経の特殊性 | トップページ | 近衛兵ピエール・ユランの不思議な肖像画 »

新・雑事雑感」カテゴリの記事