老人はあちこちが痛い (その後)
先週の金曜日,朝起きたら左足の膝裏に強い痛みを覚えたと《老人はあちこちが痛い》に書いた.
そこで整形外科を受診したら,医師は左膝を触診して「変形性膝関節症だね」と言った.それからレントゲンを撮った.
前回の記事から少し引用する.
《しかし医師は,軟骨の変形が全く観察されない私の膝のレントゲン像について,指で軟骨 (軟骨はレントゲン像には映らない.骨と骨の間隙として示される) 部分を指でなぞりながら「この軟骨がすり減ったために痛くなるのです」と言った.
はあ?すり減ってないじゃん,と思ったが,私は何も言わなかった.》
金曜日の夜から服用を始めた鎮痛剤 (ロキソニンのジェネリック) が効いて,翌日土曜日は痛みが引いたのだが,その翌日 (日曜日) になったら再び痛みが激しくなった.内服薬も貼り薬も全く効かない.
やがて症状は次第に悪化し,歩行も困難になった.
これはまずい,と思って安静にしていたら,一週間後の金曜日になったら急に痛みが引いた.
それまでの症状の経過についてウェブを必死で検索し,「これは変形性膝関節症とは異なる」と確信し,さらに調べたら,「偽痛風」というのがピタリとあてはまった.これはピロリン酸カルシウム二水和物 (CPPD) が膝関節の軟骨や周囲組織へ沈着して関節炎を来す疾患の総称である.痛風と似た関節炎症状を起こすが,高尿酸血症の発作ではないので偽痛風という.
で,治療だが,数日から一週間で痛みは治まるが原因はいまだ不明であるため,痛風のような治療法はないとのことだ.
再発の可能性は残っているので,予防のためにリスク因子についてさらに調べる必要がありそうだ.
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ウクライナに自由と光あれ
(国旗画像は著作権者来夢来人さんの御好意により
ウクライナ国旗のフリー素材から拝借した)
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