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2022年5月25日 (水)

エラソーすぎて不愉快

 日刊スポーツ《辛坊治郎氏「あり得ない、ふざけるなレベル」えい航中の知床観光船カズワン再沈没に持論》[掲載日 2022年5月24日 23:17] から下に引用する.
 
キャスター辛坊治郎氏(66)が、メインパーソナリティーをつとめるニッポン放送「辛坊治郎ズームそこまで言うか!」(月~木曜午後3時30分)の24日放送に出演し、北海道・知床半島沖で事故を起こした観光船「KAZU1(カズワン)」の引き上げ、えい航中に発生した船体落下と再沈没について「あり得ない、ふざけるな」と持論を語った
 自身もヨットを所有し太平洋横断などに挑戦してきた辛坊氏は、今回の船体落下の話題で「最近、日本人がものすごくやさしくなって、基本的にネットで炎上したくないものだから」と前置き。引き揚げ作業にあたった関係者らへのねぎらいの声がネット上で多いとした上で、落下について「あり得ない、こんなもんふざけるなレベル」と語気を強めた。
 辛坊氏はその後、船舶を陸揚げする方法について詳しく解説。通常、水面に浮かんでいる状態の沈没船と同等の大きさの船舶の場合、船体に2本のベルトをかけて持ち上げて陸揚げするが、今回は船内に海水が入り込んでおり、相当な重さになっているため、陸揚げ前に水抜き作業が必要と言及した。一方で、船体が水中にある場合は相当な浮力が働くため、海流やえい航中の水の抵抗などでベルトからすり抜ける可能性があると指摘した。
 辛坊氏は、「私が責任者なら、バウ(船首)にあるアンカーチェーン(いかりをおろすためのチェーン)に1本ワイヤかロープを結んでおくだけで、たとえベルトから抜けたとしても落下することはない」と、今回のえい航方法について疑問を呈した。さらに、ベルトからすり抜けるリスクに備えていなかったとして、「私の感覚からするとあり得ない」と続けた》(引用文中の文字の着色強調は当ブログの筆者が行った)
 
 辛坊治郎が《ふざけるな》と評した上記の事件であるが,どこが《ふざけるな》かというと,沈没観光船KAZI1を海底から引き揚げて曳航した専門家たちが《ベルトからすり抜けるリスクに備えていなかった》という点のようだ.
 しかし事実は,船体は《ベルトからすり抜け》たのではなく,海上保安庁の発表によると,ベルトが切れたことがわかっている.ベルトが切れた原因は不明であるが,それはともかく辛坊治郎は,状況を把握せずに《ふざけるな》と怒っている.
 視聴者としては辛坊治郎に,事実関係をきちんと調べて,それから落ち着いて話しましょう,と言いたい.
 それと,辛坊治郎の名を聞くと,ヨットで海難事故を起こした黒歴史を思い出してしまうのは,私だけではあるまい.
 救助されて社会に迷惑をかけた人間なのだから,海難事故関係は触れぬようにしておいたほうがいいと思う.少なくとも《ふざけるな》はエラソーすぎる.あ,パワハラで報道番組から降板させられた黒歴史もあるなあ.
 
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ウクライナに自由と光あれ
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(国旗画像は著作権者来夢来人さんの御好意により
ウクライナ国旗のフリー素材から拝借した)


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